銀河の中心で愛に溺れて

タカラヅカとジャニーズと…とにかくひたすら脳内お花畑

徹底討論!付き合いたい宝塚歌劇団男役ランキング〜沢庵編〜

あややさんの結婚したいジャニーズランキングを読んで、私もまた二番煎じしよう!って決めました。こないだは勝手に書いてしまったけれど今回はちゃんと事前にご本人の許可もいただいたし♡ということでパソコンの前に座ったものの…結婚。ピンとこない。結婚といわれてピンとこない沢庵(19)。ということで結婚はやめて付き合いたい宝塚歌劇団男役ランキングにすることにしました。

 

彼氏に求めるものってなんだろうってすごい考えてみたけど、あんまりよくわかんなくて、というか私はあまり興味がなくて、趣味が合って深い話も含めて色々語り合えたらいいな〜くらいなんですよね。ラブが私の全て〜〜〜っ!!みたいにはならないから、まっ!人生一緒に楽しくしようね〜程度。そして今のところ彼氏欲しい願望は全くありません…親にも心配されるほど。「クラスにさ、男の子ってそもそも何人いるの?」「4人くらいじゃん?あんま見てないからわかんない」って会話を繰り返してる。高校の同期にどんどん彼氏ができるから、やっべ〜乗り遅れてるゥって感じはするけど、いたところでお金掛かりそうだし()、干渉されたくないし、もう十分今楽しいからいいやってなっちゃう(笑)だからと言って、ジェンヌとかアイドルと付き合いたいって願望は全くなくて、彼らや彼女たちが頑張る姿を見てることが幸せで、愛しくてたまらないっていうやつなんですよね、この心情表現すごい難しい…。まぁ、そんな言って呑気にしてられるの今だけだってことぐらい、よーく分かってるんですけど。

 

さて、そんなことは置いといて、私の付き合いたい宝塚歌劇団男役ランキングいっきまーーーーす!!!

 

10位 望海風斗(89期 雪組)


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のぞ様ァァァ〜!以前から友人がだいもん大好きで「ほんとだいもんいいよ!オススメ!」って言われてたんですよ。でもなんか特に目をつけてなくて、歌とかも聴いたことなくて。で、ある日「魔法にかけられて」を聴いて。その後の展開は想像にお任せしますけど、耳が溶けました。のぞ様としてのイケメン感、骨の髄まで花男感と、あやちゃんとしてのヅカヲタで「天海さんもそんなことある?」感の二面性がたまらなく好き。ファン時代天海祐希さんの退団の傷を癒す為に天海さん宛に日記書いてたってもうかわいすぎでしょ?だからだいもんは畏れ多くもお友達になりたいタカラジェンヌ1位、一緒にヅカについて語りたいジェンヌ1位、踏まれたいランキング1位です(⌒▽⌒)あれ?最後なに?と思われたあなた、スルーしてください(⌒▽⌒)雪組で輝くだいもんを楽しみにしてます!!!



9位 柚希礼音(85期 星組トップ)


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ちえさんを9位に持ってくる自分超世界舐めてんのわかってるから責めないで。頼む、責めないでくれ。ちえさんに関しては語る必要を求められてないと思ってますマジで。ニット帽にすっぴんでニコニコ楽屋に入り、ギャラリーにまで手を振るちえさん。寝ることが大事だってふわふわ語ってるちえさん。なのにライジングスターガイドとかの若手へのコメントは人一倍厳しいちえさん。こんな彼氏がいたらどんなに職場で虐められようと、学校に友達がいなかろうと、「この人たちはかわいそう、誰かに大切にされたことがないから、人をいじめてしまうのね。神よ、あの方たちにお救いを。」って祈れるくらい人生に余裕がでると思います。何も言わずについてゆきたいです。(真面目なまとめ方)



8位 北翔海莉(84期 専科)


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みっさまは「結婚したい男役ランキング」断トツ1位です。この安定感。ちゃんとしてる感。誠実感。何でもできる感。優しそう感。パーフェクト。ザッツパーフェクト。トレビアン。ちなみにどうでもいい話ですが私の中での結婚したいジャニーズランキング1位は井ノ原さんで、付き合いたいジャニーズランキングは1位森田くんです、2位が錦戸くん。(本当にどうでもいい)なぜここでそれを書くかっていうと結婚に求めるものと、恋愛に求めるものがちょっと違うんだよな〜みたいなことが言いたかったから。みっさまは付き合ったら絶対幸せになれそうだし、優しそうだし、なのにちょっと不遇で切なくて、それでも本人はそんな不遇感を微塵も出さずに素晴らしい姿を常に見せてくださって、、、特技がフラメンコと社交ダンスとドラムと竜笛とフェンシングとアルトサックスってかっこよすぎでしょ…スーパーオールマイティみっさま…しかも超努力して今のみっさまがあるというのに「自分頑張りました(ドヤァ」みたいなところが全くなくて「ビリでスタートしたので、人の3倍練習しないとダメなんですよ。北翔海莉という舞台人は、宝塚の先生と同期と上級生のみんなに作ってもらった姿なんです。」だなんて言うんだよ?だから私はそんなみっさまとはお付き合いとかせずにすぐ見合いで結婚したい。スパッと結婚したい。親も喜んでくれるよな〜絶対私の親も大事にしてくれそうだし、いろんなこと手とり足とり教えてくれそうだし、父親になってからもこどもに優しそうだし。あ〜みっさまの奥さんになりたい〜〜これ、結構ヅカヲタで感じてる人多いと思ってる。私は。勝手に。



7位 瀬戸かずや(90期 花組)


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あきらさんを彼氏にしたくない人がいるなら私インタビューしたい。そのくらいこの人は彼氏感漂ってる。私の中のヅカヲタの心の三大彼氏は理事、みつる、あきらだから。(つまるところリアル男)

ハハハ、さっき私ジェンヌと付き合いたい願望とかないしそんな妄想しないぞみたいに偉そうに書いてたけど、違ったわ、あきらさんと付き合う妄想なら1日1回はしてたわ…とりあえずあきらさんと付き合ってるなぁに負けて諦めるのは私の願望です。というかあきらさんの前で超めんどくさい女になって、「なんでるななの?!?!」とか言いたいよねもう。困らせたいよねこの最強ジェントルマンを。あきらさん、私と付き合って、捨てて下さい。(病気)



6位 早霧せいな(87期 雪組トップ)


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彼氏がちぎたってどうだよ?!って感じだけど、彼氏ちぎたさんってめっちゃいいよね。ちぎみゆだよね、ちぎみゆ。まぁ実際に記者さんたちの前でみゆ嬢と「結婚します」って言っちゃうちぎたくんだから、付き合ったとしたら毎回ハラハラさせてくれるんだと思います。ワーイ(⌒▽⌒)女子会に無理やり着いてきて、それだけでも恥ずかしくて死にそうなのに「ちぎさんは、なんで沢庵のこと好きなのぉ〜?」とか酔っ払って聞いてくる友達に、真顔で「可愛くて結婚したいくらい好きだから」と平気で言い放ってくれそう。そんなちぎたくんに帰り道、「もうやだよあんなの…恥ずかしい」って言いたい照れたい。大胆で自由なちぎたくんに振り回されて、ずっと照れ続けるそんな20代が送りたいです。



5位 龍真咲(87期 月組トップ)


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出ましたーーーーッッッ!!まさお!!!まさおには翻弄されたい、振り回されたいんじゃない、翻弄されたい。全女子の願望。(だと思ってる)無理難題押し付けられて「もうっ!!」って言いたい。そして「そんな俺のこと好きなのはどこの誰やっけ?(関西弁違ってたらすみません)」って言われて「私デス…」って言いたい。シャワー浴びた後髪乾かしてよ〜って言われたい。「我が儘ですね…」って言いながら髪乾かしてあげたら、いきなり「じゃ、俺が乾かしてあげるね」って突然やってもらいたい。二人でご飯食べてたら「なんかさ、今気づいたんだけど、沢庵って自慢気になんか話すとき鼻の穴大きくなるよね」とか言われて「え〜〜〜〜!?!?!?」ってテンパってたら「なんか、すっげえ可愛いなって思って」とか言われたい。落として上げられられたい。まさお落として上げるのすんごいうまそう……「ねぇ、友達紹介してよ?」って彼女のこと傷つけて落としといて「好きな子の友達ぐらいさ、知っておきたいじゃん?」って上げてそうなまさお好き。好き。まさお付き合ってくれ頼む。



4位 朝夏まなと(88期 宙組次期トップ)


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ハッハー!!チャラ男筆頭朝夏まなとさま!!!!そもそもたまにいる「様付け」キャラっていうのにこの方がいらっしゃるっていうのがたまらないですよね、愛称としてみんながナチュラルに「まぁ様」と呼んでいる現象。その現象そのものに萌える。そんな彼をあっさり「まー坊」呼びしてる贔屓も愛しくてたまらないんですけど。まぁ様と付き合ったらきっとひたすらときめいて、王子様ァァァって感じなんだと思います。王子様っぽいことなんでもしてくれそう。自分が言われたい訳じゃないけど、誰かの彼氏になってるまぁ様には「キスから始まる恋もあっていいよね」って言って欲しい。いや言ってそう、ニコニコ言ってそう。先日のお茶会でファンに壁ドンしてあげようとして、あまりの緊張でファンの方逃げてしまったみたいだけど、リアルに男性としてまぁ様が存在したら、まぁ様はあまりにナチュラルに女子をときめかせすぎて「こんな人好きになったらダメ!!!私の人生ダメになる!!!」って女子の防衛本能を発動させて逃げられてる構図がマジでありそうなんだよな…萌え。それに気づかずなんでっかな〜ヘヘってなってるんだろうな〜萌え。天性のチャラ男まぁ様萌え。私、ちーちゃんが退団するってまぁ様に相談した時に「まぁ飲めよ」って言ったっていうエピソード大好きなんですよ。最高じゃない?超真剣な人生左右する話してんのに、そこで「まぁ飲め」って言えるイケメンさ。そして歌劇のラストポート撮ってんのを後ろでビデオに収めながら泣いてるまぁ様。モテすぎる。怖いくらいにかっこよくて変に重くなくて最高すぎる。まぁ様の彼女になれたなら、一緒に映画館に恋愛映画観に行って、ドキドキするシーンで手を握ってもらいたいです。まぁ様だもの、きっと超ナチュラルに手を握ってくれるはず。


 

3位 澄輝さやと(91期 宙組)


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 アッキーーーーー!!!こないだ奇遇にもネネコさんとあっきーを彼氏にしたいよねって話してたんですよ〜大好き〜あっき〜(^∇^)あっきーは見た目がそもそも超高貴でそこがたまらないです……舞台に現れるだけで、あ!あっきー!高貴!ってなる。ジャニーズにおける"ロイヤル"そのものが長野くんであるとするなら、個人的には宝塚のロイヤルはあっきーだと思ってる。そのくらい、ロイヤル。ロイヤルあっきー。そんなロイヤルな容姿とオーラを持っていながら!!!UFOキャッチャーですみっこぐらしが欲しくて、店員さん3人にどうしても取りたいと頼むあっきー!ちーさまに怒られて端っこで泣いて「ちーさまの壁は越えられません!」と言うあっきー…かわいすぎか。あっきーと付き合ってそんなかわいいあっきーを見つめ続けて、私は蓮水さんと2人であっきーの愛しさについて語りたいなっていう夢は持ってますよ、私。誰か叶えてください(真顔)(神頼み)



2位 緒月遠麻(86期 宙組)


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おづきさんに釣られたことがあります。もうこれ私の人生の自慢話なんだけど、今年の5月におづきさんからガッツリ釣られましたーーーーァァァ!しかも大劇場最前列で!!!!!アンドレのおづきさんがあまりにも野性的で男臭くてもうときめくとかいう域を通り越してておづきさんが出てくるたびに私は泣いていた。しかもおづきさん、私の目の前でいつも止まるんですよ。かなめちゃんは私の目の前いつも駆け抜けていっちゃうくせに、必ずおづきさんは私の目の前で歌うし、お芝居するし、止まるんですよ、、、だから、、かなりずっと私の目の前におづきさんがいた訳です。で、おづきアンドレのシーンほぼ全て泣いていたら、最後の最後フィナーレのパレードで案の定私の目の前にお立ちになられたおづきさんがめっちゃ目線くれて、眉をクイっと上げて目配せしてくれてからの超笑顔……号泣。号泣した。もうあまりの感動で私終演後立ち上がれなくて、立ち上がった後もほぼ記憶ないくらいおづきさん大好き病にかかった。かなめちゃんとづっくんのニコイチてるきたコンビってことで、色々知ってたつもりだったけど改めて翼ある人々とかニジンスキーとか観たし、おづきさんの動画を漁った。インタビューも。OZUKIも買った…(単純)

おづきさんみたいな彼氏いたら最高だと思うんですよ!!身長高いし、かっこいいし、おもしろいし。会話能力高すぎてずっとおづきさんの話聞いてたい。かなめちゃんポジションになって、ちょっと重めの愛でベタベタおづきさんに甘えたい。「づっくん〜」「きたろう〜」って呼びたい。かなめちゃんに作ってあげてるというおづきさんの男の手料理が食べたい。普段は「凰稀かなめは甘えたさんで〜」みたいに話してるおづきさんだけど、たまに突然「ぐっちゃんは同期の誇りだって、いつも他の同期と言ってる。86期は谷間の期って言われてたけど、あたしは絶対そうじゃないと思ってた」とか言い出すから…おづきさんだって十分86期の誇りだし。うん、大好き。そういうおづきさん大好き。付き合ったらとりあえず抱きしめてもらいたい、そんな人です。かっこいい、かっこいい…

 


1位 水美舞斗(95期 花組)


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ご存知マイティ。私のリア恋枠マイティ。マイティの場合はマイティが歳上であっても歳下であってもいいですもうそんくらい好き。マイティと付き合う妄想だともうひたすら高校生ライフしか思い浮かばないんですよね…マイティと純情初恋したい。目標カルピスのCM。2年ぐらい前になみおちゃんが楽屋日記で「私立花組学園」について書いてて、レイマイとかがりんちゃんとかイケメンパラダイスな学校でらんじゅ先生が担任っていう最高な学校生活プランが提示されてたけどあの楽屋日記が今の私のマイティ高校生青春胸キュン妄想の原点になってると思う。花組学園入ったら最初はレイ先輩♡とか言ってるくせに結局ある時グワっとマイティに堕ちておっかけまわしてる私が容易に想像できるし、マイティ先輩のために!とか言って朝から特大おにぎり作ってる自分も容易に想像できる。てかむしろやりたい。おにぎり作りたい。(アホ)花組学園の中だとマイティは野球部のキャプテンでキャッチャーだった気がするけど、そんなマイティ最高すぎるから。「好きな食べ物は?」って聞かれて「米!」って即答するマイティ好きすぎるから。「放課後、野球部の部室まで来て」って手紙を授業中に受け取って、マイティの自転車の後ろに乗って帰りたい、途中でサーティワンに寄り道して隠れるようにアイス買いたい、それが私の叶わぬ夢です。書いただけで幸せになってきた。



ここで生じるお前の贔屓どこ行った問題


そうなんですよ、1位から10位のどこにも凰稀かなめさんいないんですよ。あんなに日頃から好きだ好きだと書いてる彼女がいないんですよ。
改めて考えてみたんだけど、凰稀かなめさんって私の中で尊すぎる存在でもはや付き合いたいとか考えられなくてたとえ近くに存在したとしてもずっと眺めていたいというか超遠い先輩でお言葉も交わせないところにいてほしいというかもうそういう存在。告白しても振ってほしいし、眼中にありたいとも思わない方なんですよね。みりおんがかなめさんは本当にストイックで綺麗な方だから隣に立つのが大変だったって言ってるけど、ほんとそれなんですよ。みりおんですら一緒に手を取り合って進むんじゃなくて「早くここへおいで」って言われてるくらいなんですよ。だから私は無理です(⌒▽⌒)
なんかこれを書いておかないと、なんでかなめさんいないの…?とか言われそうだから書いておきました(笑)

あ、あと、一応自分の中で現役だけで書こうと思って書いてたので入れなかったんですけど、OGに枠広げたらまゆえり、タニオカさんは確実に入ります…タニオカさんはまさお枠的な感じで、まゆえりはみっさま枠的な感じで。


なんか書きながら謎の恥ずかしさに襲われましたけど、以上、沢庵の付き合いたい宝塚歌劇団男役トップ10でした。ぜひこれを読んで考えた方、教えてください!!

二隻の舟〜てるみりというトップコンビ〜

先日凰稀かなめさんの最後の宝塚でのお茶会が終わりました……海外にいることもあって参加できた訳ではないので、レポを読んだ。それ以来、ずっと考えてます。てるみりってなんだったのかなって。

 
"てるみり"について全く知らない方に説明しておくと、"てるみり"とは宝塚歌劇団宙組トップコンビ、凰稀かなめさんと実咲凜音さんのことです。宝塚は各組にトップコンビというものがいて、"基本的に"この2人が主演男役、そして主演娘役として舞台を創り上げていく。基本的に、ね。基本的に(宙担にとってここ重要)
173cmの長身、小顔、驚異的な手足の長さを活かした美しいビジュアル、現代的なオーラ、情熱に満ちた芝居を持ち味とする凰稀かなめちゃんと、歌・ダンス・芝居と三拍子揃いしかもかわいい実咲凜音ちゃんの2人が、出逢い、そして歩んだ2年と5ヶ月(予定)を私なりに振り返ってみたい!!!と決めたので、よし、語るぞーーーッッッ!
 
2012年5月末付でみりおんが宙組に移動してきて、2人の歩みは始まります。一方は花娘としてヒロインロードまっしぐら、一方は雪組星組と2回の組替えを経ているという2人だから、基本的に劇団にトップコンビになれって言われるまで絡みはなかったと思うんだけど、どうでもいい話ですが私この慣れないトップコンビの新婚感超好きです。男役がちょっと戸惑いながらもやはり年上こその余裕とリードを見せて、娘役はひたすら着いて行きます!!って一生懸命見上げてる感じ。もちろん何回か組んだことある〜〜みたいな、もうキス経験も豊富です!(語弊)っていう2人がトップになるのも楽しくていいけど、「"今まで"がない分、これからを大事に、愛されるコンビになろうね(大意)」「はい、どこまでも着いていきます♡(大意)」っていうやりとり死ぬほど萌える。やっぱトップコンビって女子の夢詰まってる、最高。
 
2012年7月、2人は宝塚大劇場でお披露目公演「銀河英雄伝説」を上演し、博多座での銀英伝、大劇場モンテ、全ツうたかた、大劇場風共、中日キャパ、大劇場ベルばら、そしてかなめちゃんの退団公演であるグスタフと計8公演を共にしてきました。この演目をどう捉えるかは人次第だと思うんですよね〜。量的にも、内容的にも。もちろん私はかなめちゃんが贔屓だからもっとトップとしての作品を観たかったと思うし、みりおんとももっとガッツリ絡んで欲しかった。2人が主演男役、娘役として臨んだ5つの大劇場作品のうち2つがほとんど絡みが無かったというのはてるみり担の視点から言えば悔しいとしか言えないですわ、ハイ。みりおんは「2作少し離れてみて学ぶことも多かった(大意)」みたいに言ってますけど、それ言わせていいのかい?!トップ娘役に!!!と思う。こんな出来のいい娘役を雑に扱ってるとほんとに良い娘役育たなくなっちゃうし、宝塚にとっても大きな損失だよ…わりとマジで。
100年という時間と劇団に関わる人々の情熱が生み出した傑作「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」の2作品の大劇場公演を宙組に担わせたことは劇団のかなめちゃんへの信頼が故だ、と思うけれど、ならば私はみりおんのスカーレットが観たかった。まぁ様、かいちゃんの演じたスカーレットはもちろんとても良かったし、2人にとって女役を演じた経験はとても大きかったと思うけれど、経験の為に1人の素晴らしい娘役の才能が発揮しきれなかったと思うととても残念。だから私は2人の大劇場作品の中では圧倒的にモンテクリスト伯が好きだし、全部を含めたら全ツのうたかたの恋が好き。男役・凰稀かなめの代表作はオスカルとレットバトラーだと言われていくのかもしれないけれど、それでも私はかなめちゃんのルドルフが大好きだったし、みりおんのマリーが大好きだったんですよ!!!!ナウオンかなにかで「りかさんのビジュアルが美しくて…」と褒める下級生に、すごく難しくてやりにくい役だとかなめちゃんが答えていたのがとても印象に残ってるけど、役との向き合い方に悩む凰稀かなめの姿が逆にルドルフという悩み多き皇太子の姿と重なって、宿命を背負った血を引く哀しさが滲んでいたと思います。みりおんの演じるマリーも、かなめちゃんがみりおんをお姫さま抱っこするシーンで、少し怯えたような、でもとても幸せそうな瞳でかなめルドルフを見つめていて、その瞳に実咲凜音という娘役の芝居力を見た気がした。だから本当に宙組全ツのうたかたはおすすめ。そもそも「うたかたの恋」は宝塚歌劇の誇る名作のひとつなので、初めて宝塚を観るという人も親しみやすい話なはずです、宝塚の煌びやかで豪華絢爛な世界観はとても大切にされつつ、作品としての深みもあるのでぜひぜひご覧くださいまし。

 

宙組 全国ツアー公演 『うたかたの恋』『Amour de 99!!-99年の愛-』 [DVD]

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話は大きく変わりますが、「二隻の舟」という歌をご存知ですか?中島みゆきさんのあまり知られていない名曲なんですけど、私はこの歌がとっても好きです。私はもともと中島みゆきさんのファンで2年に1回くらいのペースで、コンサートや夜会に行くんですが、この歌は夜会のテーマ曲として必ず歌われている曲です。
 
私は以前Twitterで元雪組トップコンビえりあゆについてこのように呟いたことがあります。
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えりあゆ添い遂げ同時退団という2人の選んだ道について考えながら名曲「糸」を聴いていたら、うわぁ、なんてこの曲ってえりあゆそのものなんだろう…!みたいにすっごい感動した。「会うべき糸に 出合えることを 人は仕合わせと呼びます」ってなんなんだこの名言!!!!ってなった。そのくらいえりあゆは愛に満ちていて、ラブラブで、うん、素晴らしいトップコンビでした。
 
 
同じようにてるみりについて考えていた時、ふと浮かんだのがこの「二隻の舟」。
 
おまえとわたしは たとえば二隻の舟
暗い海を渡ってゆく ひとつひとつの舟
互いの姿は波に隔てられても 同じ歌を歌いながらゆく 二隻の舟

 

敢えなくわたしが 波に砕ける日には
どこかでおまえの舟が かすかにきしむだろう 
それだけのことで わたしは海をゆけるよ 
たとえ舫い網は切れて 嵐に飲まれても
 
風は強く波は高く 闇は深く 星も見えない
 
風は強く波は高く 暗い海は果てるともなく
 
風の中で波の中で たかが愛は 木の葉のように 
わたしたちは二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの   
わたしたちは二隻の舟

 

てるみりの2人は決していつも2人でラブラブべったりしてた訳じゃなかったから、不仲説が囁かれたこともあったし、不遇だ不遇だと言われ続けてきた。けれどみりおんからかなめちゃんへの言葉はもちろんのこと、冷たいと言われているかなめちゃんからみりおんへの言葉は「愛」というより「深い信頼」に溢れているように思えてならないんです。

 

「私はりおんのことを絶対に信じているし、りおんのことを一番理解してあげたい。常に綺麗でいさせてあげたい。そう思う。」

 

「普段の私とりおんはべったりという感じではなくても、お互いのことをちゃんと中で思っているというか。そういうのが、この作品の中でのダンテスとメルセデスの関係に合ってるいるんじゃないかなと思います。」

 

「私もいっぱい(実咲に)ぶつかり合いたいと思ってる。でもりおんのことは信頼しているから、りおんの隣には私がいて、私の隣にはりおんがいること、それだけはお互い、絶対に忘れないでやっていこうね。」

 

 りおんへ 不器用さんなところもあるけれど、一生懸命頑張ってる姿が可愛らしいりおん。より良い舞台を創るためにこれから悩むこともあるかもしれないけれど、どんな時もりおんの隣には私がいるということだけは忘れないでね。

 

いつも隣にいる、トップに就任した頃のインタビューでかなめちゃんは繰り返しこの言葉を口にしているけれど、でも、私も2人の舞台での絡みの少なさやツンツンしたかなめちゃんの態度に「ほんとに大丈夫か…?!?!」と正直不安になった夜もありました。もちろんそれがてるみりなんだ、と受け入れてきたけれど、かなめちゃんの退団公演のポスターも娘1としては扱いも微妙で、史実を調べてみたらかなめちゃんとみりおんは夫婦だけど不仲な役だなんてそんな…!!って感じでもう泣きたい泣きたいィィってなっていた。

 

そこで、冒頭の凰稀かなめ、宝塚での最後のお茶会に話が戻るんですよ。かなめちゃんがみりおんへの想いをはっきりと言葉にした、奇跡のお茶会の話に。

全てるみり担が神に感謝した奇跡のお茶会の話に!!!(既に号泣)

 
レポを色々読んでまとめると、かなめちゃんはこんな感じでみりおんのことを語ったそう。

 

今までよく私に着いてきてくれたと思う。私はりおん以上にりおんのことを思っていて、もっと良くなるようにもっと綺麗になるようにとても厳しくした。今回私は卒業、りおんは残るという決断をして、やりたいことがあると言っていたので、まぁくんを支えられるように2年もトップをやっているのだから今のうちに失敗はすべてしておけと言っている。りおんにはすごく感謝してる。

 

私はりおん以上にりおんのことを想っていて

 

泣いた。号泣した。iPhoneの画面が涙でぼやけた。小泉純一郎風に言うなら、「感動した!!!!」ってやつだけど、そんなもんじゃないんだよなもう今までの全てが報われた感じ。別に私、てるみりの為に何かしたかって何もしてなくて、ただ幸せ分けてもらってただけなんだけど、謎の達成感と謎の報われ感と多大なる幸せに満ちました。フルでした。

 

私はりおん以上にりおんのことを想っていて(嬉しいから何度でも言う)

 
2人はきっと50年後に語られるようなゴールデンコンビでは無いと思います。宝塚100周年を飾ったゴールデンコンビはちえねねだったとこれから言われ続けてくんだろうなって思います。もちろん彼女たちはそれに値するトップコンビだったと思いますし。でも、そんなのどうでもいいな!!って最近すごく感じるようになった。誰がゴールデンコンビか、誰がトップオブトップか、そんなことってどうでもよくて、どんなに時が流れても私は娘に「てるみりが好きでね」って話すだろうし、私の心の中じゃ2人はずっとゴールデンコンビだし。
 
ラブラブなオーラを放ち、常に共に歩み続けるもの、それを模範的なトップコンビとするなら、2人はその枠から少し外れるのかもしれないけれど。でも本当の夫婦は1人でも生きていける人同士が寄り添いあって歩むものだと思うから、そういう意味では2人は1人ずつの、そして1つのトップだったと思うし、二隻の舟だったんだと思います。前にかなめちゃんがづっくんのとの関係を「ニコイチ」って言ってたことあるけど、てるきたがニコイチなら、てるみりは「2分の2」なのかなって思う。「1」じゃなくて「2分の2」。少し離れたところにいた時も2人はいつも同じ歌を歌いながら歩んでいたし、「たかが愛」を超えた深いもので繋がっていたんじゃないかな、と。あくまで想像だけど。あくまで、だけど。
 
 
 
来年の2月以降も宙組の歩みは続いていきます。まぁ様とみりおんの2人によって、また新しい道が拓けてくる。でも、きっとその舞台から私は感じるんだろうなぁ。私の大好きな人がこの2人に、組子のみんなに残していった大きな愛と夢を。
 
 

丸山隆平くんお誕生日おめでとうございます

今でも強く記憶している。それは2009年の春から夏にかけての頃。友達に借りたアイドル雑誌をペラペラとじゃがりこを片手に読んでいた時だった。(今思えばじゃがりこを片手に雑誌を読むなど油がついてしまって言語道断だけどその頃の私はそんな気が利かない奴だった)

 

なんてかっこいいんだこの人。

 

ベッドでしなやかな上半身を曝け出すその人に目を奪われた。通った鼻筋、切なそうな瞳……私は一瞬でその人、丸山隆平くんのファンになった。

ちなむとこれね(ちょっとエフェクトしてみた)

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私は彼の出ている雑誌はどんなに小さな記事でも全て買うようになり、彼の所属するグループである関ジャニ∞についてもとことん調べた。あの頃は雑誌買うのも楽だった、今ほど露出も無かったし。寂しいけれど追いやすいアイドルだった。2009年。まだデビューして5年目だった彼らは「無責任ヒーロー」という代表曲は持っていたものの、一般的な知名度は低く、更にまるちゃんはその中でも目立った個人の活動があるタイプではなかったから「丸山隆平君が好きです」と言ってもほとんどの人が分かってくれなかったように覚えている。でも私はそんな彼が好きだった。みんなが気づいていないすっごくかっこいい人を私は好きなんだっていうのがたまらなく幸せだった。もちろんその頃から彼にはたくさんのファンがいた訳だけれど、まだネットをうまく使いこなせていなかったこの頃の私の世界には丸山くんのファンはとっても少数でそれが私には心地よかった。(その後私は恐ろしの錦戸沼にハマってしまったからまぁ何とも言えないんだけど)

 

丸山担の人と知り合うとかなり多くが、初めテレビでの明るい彼を好きになり、その後彼について探求する中で彼のもう一つの半端無くセクシーな姿を知り完全に堕ちたというパターンで、改めてまるちゃんの二面的な魅力には驚かされる。確かに彼を日頃テレビで観ているだけの人というのは丸山隆平くんに対して「かっこいい」という感情を抱きにくいかもしれない。明るくて、みんなにイジられていて、優しそうで、つまらない一発ギャグをやたら披露している…そんなところではないだろうか。けれど彼の魅力をテレビ(地上波)での姿で限定してしまうのはあまりにも勿体ない。

 

ライブ。

 

丸山隆平というアイドルに本当に出逢いたいなら私はライブでの彼の姿を目にすることが一番だと思っている。長めにのびた前髪を揺らしながらうつろな瞳でベースを弾く彼の姿に惚れない女子はいないはず。そのあと突然「みんなも一緒にーっ!パァァーーーンッッ」ってさっきまでの色気何処行った!?!?って感じで一発ギャグをかます彼の振れ幅の広さに愕然としない人はいないはず。しかも実は1番パート多いんじゃないかっていうくらい歌もうまい。メインボーカルすばるくんを筆頭に色んな意味で(笑)特徴的な声が多いエイトというグループの中で、甘くてクセのない声でみんなの声にハモっていく。メンバーが1番なりたい声と揃って挙げる彼の声も、あまり知られていないけれどアーティストとしての丸山隆平の大きな武器だ。それを心ゆくまで楽しめるのもライブならではだと思う。まるちゃんの声って…と疑問に思ったあなたはぜひ「エネルギー」聴いてください。しょっぱないきなり始まるまるちゃんの声の甘かわいさにヤられない女子はいないはず。あとはファンサに関してはマルちゃんは抜群なのでファンサ厨の人は彼はすごくいいと思います(失礼)


他にまるちゃんが女子をときめかせる要素として私が挙げたいのは結構ロマンチストなところ。前に「おやすみなさいの一言を」と雑誌で求められ、「よく寝ろ!」「おやすみ」とありきたりな答案が並ぶ中、「(腕枕しておでこにキスをして)おやすみ☆」と言ってのけた彼に驚きを隠せなかった。理想のデートはブラックライトに反応する薔薇をバーでプレゼントする、なんて言うとこも可愛い。アイドルって私は結婚したいとかリア恋対象として見るんじゃなくて、その頑張る姿に夢をもらうものだとおもってるから、一生懸命ドリーム感を出す姿勢は素晴らしいと思う。これからもロマンチックに生きて欲しい。ロマンチストでいてほしい。でも、そんな彼が「恋愛が自分の仕事のパワーになることってあるんですね」なんて言っちゃうとことか、垣間見えるロマンチストの"フリ"がちょっと切なくてとても心地いい。やっぱり私はまるちゃんが好きだな、と思える。


私は完成されたアイドルが好きだ。恋人はファンのみんなと嘘でも平気で言えちゃうようなアイドルが好きだ。だから私は中島健人くん、手越祐也くん、三宅健くんとかああいう完成されたアイドルに対する好感度が本当に高い。真実なんていらない、舞台の上の虚像が欲しい、だってそれがアイドルだから。ダサさなんて、人間臭さなんていらない、完璧なあなたが見ていたい、だってそれがアイドルだから。でも私に言わせればまるちゃんは未完成だ。いつだって未完成だ。披露するギャグがおもしろかったことなんてほとんどないし、バラエティでもヨコやヒナみたいに仕切れない。クネクネしてるし、振付けは間違えるし、ベースも間違える。楽屋で女性下着をつけただなんていう絶対全国の視聴者ドン引きのエピソードをA-studioで披露しちゃう……多分これから先関ジャニ∞が15周年を迎えても20周年を迎えてもまるちゃんはきっと未完成なんだろう。でも未完成だからこそまるちゃんはずっとずっとその穴を埋めるべく階段をのぼっていくんだろう。その未完成さが時に女子の母性本能をくすぐるし、その未完成さが彼の危うさを増長するし、その未完成さが丸山隆平というアイドルをより魅力的にするんだろう。

 

31歳、おめでとうございます。

一発、殺人鬼の役でも引き受けて全国のまるちゃんは根っからの善人だとしか思えない視聴者をびっくりさせてほしいです。

でもそんなこともたぶんなくて、これからもドラマの中でずっと誰かに片想いしてるまるちゃんが私は好きです、きっと、ずっと好きです。

幸せな飛躍の1年になりますように。

Bonne aniversaire!!

 

 

岡田准一さんお誕生日おめでとう

岡田准一さん、お誕生日おめでとうございます。

2014年という1年は私に言わせりゃほんと微妙というか、私史上最悪な1年でした。まあまだ終わってないし、もちろんパリで暮らし始めたり、かなめちゃんを大劇場の最前列で観れたり、嬉しいこともいっぱいあったけど。でもそんな2014年の中での良いことのひとつがジュンピーの担当になったことなんじゃないかなと思います。

 

彼に出逢ってしまった時のことをもう一度記しておこう。
かなめちゃんの退団という覚悟はしてたけど、それでもショックでかなりキていた私の傷心ハート。何をしても常にかなめちゃんの退団が頭につきまとう(病気)ご飯食べながらも「ああ、かなめちゃんは退団公演でどんくらい痩せちゃうんだろうか…」と憂い、歯を磨きながらも「ああ、かなめちゃんのおくちってなんであんなにかわいいんだろう…」と想う。そんな生活から脱却しなくては!!!!!!と思っていた時だった。まあもっとリア充っぽく言うなら、付き合ってた彼氏が男に目覚めて来年の2月には申し訳ないけど性転換手術するって言われた時に出会ったナイスガイって感じ。(違)その時に観た彼のキスシーンにやられた。今までは綺麗な顔だなと思っても、かなめちゃんより背低いし、かなめちゃんより手足短いし、かなめちゃん無敵だーーーってなってたけど、でも彼のあまりの美しさが私のあの時の心を確実に捉えて離さなかった。な ん だ こ りゃ 。WHAT IS THIS?????仕方ない、そりゃ好きになる。図書館戦争、SP、木更津…勧められるがままに色々観て、ちょっと待ってこの人ひとつとして同じ演技がないよ!!!と感動した。3パターンくらい演技のパターンがあればもう名優って言ってもらえちゃうこのご時世、全部の役が細かく作り込まれてて、考えられてるんだなぁっていうのがほんとにこっちに伝わってくる。この人の演技が好きだ!!!どんな風に言えば的確なのかずっと言葉を探していたけれど、この間やっと見つけた。そう、ラヴェルの水の戯れを連想させる、そんな演技。まあでもこの時の私は「好きな俳優は岡田准一さんです♡」くらいで終わる予定だった。ほとんど沼に落ちかけてこんなことをほざくものアレだけど、心のどこかではまだ理性が働いていた。
 
 
 
そして次に観たのが永遠の0。多分日本中が知ってるであろう名作だけど、これをDVDを買って観た。この時の感想はここにハイテンションに書いてあるからぜひ読んでほしい。
 
 
多分抜け出せない本当の沼にハマったというか、今まで5年あーだこーだと好きだったエイトをあっさり捨ててほんとにこの人に着いてゆきたいと思ったのはここがきっかけではないかと自分では思ってる。
 
ちなみにこの頃から友人の布教も岡田くん単体を推すのではなくV6についての布教へと変化していった。そして学んでゆく剛健伝説のシンメの沼の深さ。底なんてないね、まだそこまで詳しくないのに語るのも憚られるけど。それにしてもなんなのだろう、この友人たち。マニュアルでもあるのかというほどの手慣れた様子で完璧な布教だった。フランシスコザビエルもびっくりのパーフェクトさだった。
 
 

とりあえず脳内オカダくん♡好き♡で満ちてた私は、この人のこともっと知りたい!と思って「オカダのはなし」を購入した。本屋でドキドキしながら商品を差し出す感覚が久しぶりすぎて(最近は歌劇とGraphばかり買ってて男性アイドルの関連商品とか買うの久しぶりだった)ああ…私この世界に戻ってきちゃったんだなっていうときめき。引き返せないぞ!!みたいな喜び。私、何かにハマって好きになってファンになっていく過程の中で、この瞬間が一番好きです。一番始めにその人であったりその対象に対して金銭を支払う瞬間。人生で初めてMyojoを買った瞬間もそのドキドキはあったし、人生で初めてキャトルに行って四切買った時もその感動はあった。でもいつのまにかキャトルで買い物するのも全然当たり前みたいになっちゃったし、Myojoとか買うのも普通になっちゃって、その感動とかときめきを人間は忘れちゃうけれど……。

忘れたくない。

ヲタとその対象の出会った頃の気持ちってこの瞬間に凝縮されてる気がする。

 
つまり、幸せ。
 
でもジュンピーに今ハマるとかただのミーハーっぽいかなと思ったし、なんか照れたから、妹への誕生日プレゼントってことにして1度妹にプレゼントしてからそれを借りた。家族の前ではそういう体裁を取りたかった。ちなみに今も私は家族の中で岡田くんのことは好きではあるけど岡田担だとは思われてない。(私情)
そして読んでみて衝撃だった。普通のアイドルのエッセイとかってもっとありきたりなこと聞いてありきたりなこと答えるものだと思ってた。
 
ーーーマイブームは?
「最近は散歩が好き!健康にいいよ!みんなもやってみてね☆◯◯くんにも勧めてるんだけど、彼にはいつもめんどくさいって断られてる(笑)」
 
みたいな。
でもジュンピーのエッセイはそんなもんじゃなくて、読んでるだけで自分が浄化されてた。
恋愛問題で悩む親友と「愛ってなんなんだろね…」とかLINEしてて、「いや、ジュンピーが言ってたんだけどさ…」と引用して2人で感涙したり。なんかもう2人で最後には「ジュンピーに釣り合う女になりたいよね」みたいな謎の結論を迎えたりなんかして。 
 

 

 

 

オカダのはなし

オカダのはなし

 

 

 

 

 
 
すごいKONAMI感MAXの感想だけど、うん、岡田くんもがんばって生きてるんだし、私も頑張って生きよう♡みたいな気持ちになった。多分この本読めば大抵の人がそういう気持ちになれるはず。私がなったんだから、みんなもなれる!
 
そして今は毎日楽しく動画漁って生きている。かなめちゃんの退団公演始まってなのに行けなくて病むけど、病んでないのは楽しくV6の沼にハマっていってるからだと思ってます。ありがとーーー!!!!メルシーーーー!!!メルシーボクーーー!!ヴィクトリーーーー!!!
 
 
 
・ジュンピーにこれからやってほしい役

私がそんなことを偉そうに語るのも申し訳ないけど、幾つかこの役ジュンピーにやってほしい!!!!!みたいな役はある。というかそういう妄想するの大好き。
 
1.砂の器 和賀英良役
砂の器」というと中居正広さん主演でドラマ化されたのがめちゃめちゃ良くて、涙無しには観れない名作ですけど、しょっちゅうリメイクされてる作品でもあるし、ぜひジュンピーが作る和賀英良さんという人間を観てみたい。ピアノをずっとやってた人だから、なんていうのかな、ピアノが似合うっていうか、役が来たから3ヶ月猛特訓しました!!!っていう急いで親しみました感じゃない、本当にピアノと向き合ってきた雰囲気であったりオーラをだせると思うし、すごく目力を感じるから、あまりに深い哀しみがあるが故に上を目指すことでしかその哀しみと共存できない主人公の「目」を演じられると思う!!!ハイ!そして上しか見なかったが故に堕ちていく姿をジュンピーなら丁寧に魅せてくれるんじゃないかな、と。私、中居さんの演じたやつで、刑事が尋ねてきてその後で震えながらドアにすがるシーンが忘れられなくて。ああいうジュンピー観たい。苦悩してるイケメン。ああもうその眉間のシワに挟まれて圧死したい!!!!!ってなる、そんな名シーンをジュンピーに演じてもらいたいです。
 
 
2.舞台
ジュンピーに舞台やってもらいたーーーい!!!!!V6って他のメンバーはかなり舞台やってるのにジュンピーは映画が中心なんですね、せつない。舞台ってチケットを買えば生身のその人に逢えるし、それだけじゃなく多かれ少なかれ何か心に栄養をもらって帰ってくることができる素晴らしいものだと思うんですよ!!彼がやるならもちろん主役ということになるだろうし、それなりに知名度もある作品になるのかなーと思うんですが、なんだろう、ロミオみたいなピュア☆な感じも似合うのはよーくわかるけど、それ以上に私、ジュンピーの『風共』観たいです。髭似合うし。風共って宝塚の名作とか言われてるけど、ぶっちゃけ風共当たっちゃった組って1本物だからショーないし、下級生の出番超少ないし、2番手が女役やるから2番手ファンにしてみりゃ男役でギラギラするご贔屓が見たいのに〜ってなるしっていいことあんまない。なのにお客は「風共なら観たい!」って来るから劇団は何度でも再演する……っていうね、負の連鎖っていうのも言い過ぎだけど……もちろんすっごくいい話だし、バトラーかっこいいし、スカーレットかわいいし名作なんだけど、「宝塚の」作品としては微妙だと思うんですよね…バトラーというキャラクターは宝塚の名男役だけど、作品そのものはね、うん。というか某脚本が(黙)でも別に宝塚以外でやる分には全然悪くないと思うので(脚本家は変えた方がいい)、そんな名役をジュンピーにやってほしい!!!!!!「どんな女を求めたよりも強く君を求め、どんな女を待ったよりも辛抱強く君を待ち続けていく。スカーレット、僕は君が好きだ」 とか言うんだよ!!!!みんな脳内再生して!!!マジやばくね?!?!?!元祖壁ドンからの顎クイっからのほっぺつんですよ?!?!ちなみにかなめちゃんがやった時は死ぬほどかっこよかったよ!!!!(ちなんでない)
 
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ジュンピーは舞台をやって、滑舌を直したら更に良い俳優さんになると確信してるので、ぜひ!お待ちしてます!!(^O^)
 
 
 
3.三枚目
私、大好きです。ジュンピーの演じる三枚目。美形すぎる人が2枚目をやるっていうのは王道すぎて、あ〜かっこいいね〜で終わりなんだけど、美形すぎる人の三枚目はほんと尊い。アハハ!この人こんな美形なのに!!アハハ!!めっちゃ雑な扱い受けてるよ!!アハハ!っていうのがたまらない。わざとらしさと自然な感じの狭間で演じられるコメディ3枚目は尊い。というかイケメンの雑な扱い大好き。for exemple イケパラの斗真くんとかすごい好き。ああいう雑な扱いのイケメンの役って30代が最後な気がするので、ぜひ今の尊いこの時にやっておいてほしいでっす!!!
 
 
 
あと個人的願望としてはカンヌ国際映画祭来てほしい!!!!パルムドール取ってマサハル越えようぜ!!!(失礼)ファッションウィークでショーに出てほしいって願うのはなんか酷だしリアリティ無いけど、カンヌ映画祭ならあり得る話だと思うから!!待ってます。待ってますゥゥ……なんならパリロケでもいいんだけどね☆
 
 
 
最後に
 
まだ私は現場に足を運んだことはないし、来年も海外生活の予定なのでゆっくり日本に帰れるなんて次はいつだろうって感じだから現場予定もないけど、でも岡田准一さんの作り出す素敵な1年を海の向こうから見守っていたいと思います。34歳のお誕生日おめでとうございます。大好きです。

19歳ヅカヲタがロンドン・ウエストエンドでミュージカルを観てきたレポ

世の中の大人と知り合って話を聞いてると、かっけー大人の中には大きく分けて5種類の人間がいることに気づきました。

1.ハワイ大好き人間

基本的に休みというものが存在すれば即ハワイに行く。流行というものはハワイから始まるもの。ハワイのおすすめのホテルとパンケーキの話になると止まらない。「ハワイって〜時差が辛いじゃないですか〜…」って言うと無視して話題を変える人々。

 

2.ロンドン大好き人間

ロンドン大好き。グレートブリテンラブ。イギリス英語に気品を感じて、全体的に感じられる余裕感半端ない。イギリス王室ネタ大好き。ダイアナ妃懐古厨。「ロンドンって〜食事まずいじゃないですか〜」は禁句。

 

3.パリ大好き人間

パリが世界の中心だと思ってる。ジュテーム。第三路線を常に歩もうとするフランスが大好き。食事もおいしいのはパリだし、ファッションの中心もパリだし、オペラを観るにもパリだし、そう、PARIS IS NO.1を信条に生きてる人々。「フランス人って英語喋れるくせに通じないフリしますよね〜」が禁句。

 

4.アメリカ本土大好き人間

NY、サンフランシスコ、ラスベガス、ロサンゼルスは心の故郷。英語大好き。下着買うならビクトリアシークレット、ジャージ買うならJUICY。ディズニーランドも本場じゃなきゃ〜ワインもオーパスワンが至高、世界の中心はU・S・A!!!な人々。

 

5.その他

「そもそも海外が嫌い」「イタリアが好き」「韓国LOVE。コスメもエンタメも世界の中心はここ。」etc

 

超主観的ですけど!!あくまで主観ですけど!!

 

ということでそんな熱狂的なファンを持ちつつ、世界の中心の1つとして輝き続けるイギリス・ロンドンに行ってきました!!!!!!!

 

私にとってロンドンを訪れるのは初めてなんですが、今回の最大の目的は

とにかく!!ミュージカルの本場・ウエストエンドで観劇をすること。

ということで飛行機より、ホテルより先に劇場チケットを手配したほどです。

今回チケ手配した作品は3つ。「オペラ座の怪人」「ウィキッド」「レミゼラブル」。ほんとは「キャッツ」、「ライオンキング」、「ミスサイゴン」とか「シカゴ」とか他にも観たい作品いろいろありすぎて選ぶのほんと大変だったんですが、この3つにしました。

 

▽チケットの確保

備忘録的な意味も含めてどうやってチケット手配したか、書いておきます。人気公演でしかも週末だとかなりチケット難だから、それなりの席で観たいと考えているのならば絶対事前に席を確保したほうがいいと思います。オペラ座の怪人は土曜日ソワレを観ようと考えてたんだけど、土曜日ソワレ完全満席で席取れなかったし。もしかしたらHISとかその他日本語で代行してくれるエージェントさんに頼めば取れたのかもしれないけど、チケ代上乗せされるのは目に見えてるから全部自分で公式サイトから取りました。ちなみにこれはフランスでの例だから必ずしもウエストエンドでも同じかと言われればそうとは言い切れないけれど、エージェント通してとあるコンサートのチケット取ったら80€で公式から取ったら同じ席が50€でした、なんてことも。公式サイトから頼むってことはまあ英語で申し込むことになる訳だけど、別にそこまで大変じゃないから、安く良い席で確実に観る為にもちょっと英語で頑張った方がいいんじゃないかな〜と私は思います。

公式サイトに飛ぶと大体「Buy tickets」みたいなとこがあるからそこをクリックしてチケット購入はスタートします。日付選んで、席を選んで行く。大体一番いい席が90ポンドくらいで安い席だと15ポンドくらいです。全部決めたら個人情報を入れて、カード決済。意外と苦労せずに買えるはず!

 


▽musical "phantom of the opera"

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まさかの最前列観劇で、びっくりしてたら始まってあまりの素晴らしさに鳥肌立ちっぱなしっていうかもうオーバーチュアからすごすぎる。シャンデリアが上がっていくの口開けながら観てました。よくベルばらのペカザス飛ぶ場面で口開けて上観てる人いるけど、私完全にアレだった。ぽっかーーーん…って感じでした。

・マダムカルロッタとクリスティーヌの歌の違いの演じ方のうまさ。カルロッタももちろんすっごいうまいんだけど、クリスティーヌを彼が推す理由がわかるんですよね。声量とか技術ならカルロッタの方があるかもしれないけど、カルロッタは自分の歌声に酔いしれてる。そこがクリスティーヌにはなくて無垢で"少女"の声で。だから彼はクリスティーヌを選ぶんだね、と自然な流れで理解できた。(正直花組のらんじゅさんのファントムの時はそこがうーん、って感じたので)

・ひたすら感じたことは

ファントム、歌声がリアルエンジェルオブミュージック!!!


もうなんて言葉にしたらいいのかわかんない。感動しすぎ。こんな歌声あるんだ…みたいな震え。声も深くて、甘くて、でも泣いてる。声が涙流してるって感じました。ちょっと前にTwitterで「#フォロワーさんをイメージして小説の書き出し」っていうタグがあって、ふぁぼしてくれた友人に私も書いて遊んだんですが、その時に「神に愛された声だと思った。泣いている、と思った。泣き声というのではない、歌声である。けれどその声は確かに涙を流していた。喜びの歌より哀しい歌を聴きたい夜、私はそんな声を持った人と出会った。」って書いたんですよ。私、ファントムの歌聴きながらその言葉が頭に浮かんで。ああ、私、今そんな声を持つ人に出会えてるなってなんだか確信しました。

・メグの役の子可愛すぎだった…おめめくりくり。お人形かっ!!!というか、可愛すぎて初めのアイーダのシーンから目についてて、多分この子がクリスティーヌだなって思ってたらメグだったという(笑)お歌はアレだったので、メグで良かったと思うけど、最後ファントムの白いマスクを手にした時の表情が頭から離れません。可愛かったなぁ…

とまぁ、キャストひとりひとりについて書いてるといつまでも語りが止まらなくなる自信しかないので、総括感想。
そもそもファントムは人間なのか人間じゃないのかっていうところからしてよくわからないし、どうしてあのような姿になってしまったのかも不明だけど、ファントムはオペラ座という「美」を追求する場で、人々の醜い部分を一手に背負わされてしまったような気がして。もし彼が幻であったなら、それは人々が自分の醜い部分を彼の見た目に具現化しその存在を思い込むことで自分をラクにしようとしていたんじゃないかな、と感じました。切ない。というか悲しすぎるから、人間じゃないと思いたい。あんな悲劇的な人がいると思うとフィクションでも辛いから。でも最後ラウルとクリスティーヌが去る声を聴きつつ、ヴェールを抱きしめて泣きながら歌うファントムの姿は言葉とか歌詞とか哀しさとか超えた感動があった。あの空間にいることができる幸せを劇場じゅうの観客が噛み締めているのがよくわかりました。それと私はオペラ座のそばに週3レベルで通ってるから、屋上でラウルとクリスティーヌが愛を確かめ合うシーンの背景とか、舞台装置とかが「うんうんわかるわかる〜!」ってなったのが楽しかったです。

そして観ながら確信したのはほんとにこれは宙組でやってほしい作品だったな、ということ。前にTwitterでもそういう話をしたことあったけれど、かなめちゃん→ファントム、みりおん→クリスティーヌ、まぁ様→ラウルってもう完璧じゃん!!っていう。劇団は配役においてかなめちゃんにすごく孤独さを求めてたというか、かなめちゃんの持つ影をやたら強調したがってる感じかしたから(だから植爺作品が2作も当たったんだと思ってる。そう思いたい。)、そうなら絶対この役はぴったりだったんじゃないかな、と。みりおんはパーフェクトガールだし、天使の歌声だからこの役は言わずもがなぴったりだし(ファントム新公でもクリスティーヌだったし♡)、まぁ様はラウルみたいな役やらせたら天下一品だと思うんですよ。もう嫌味じゃない高貴さ。冷たいとか酷いとかじゃなくて、普通にファントムとか受け入れられないし、クリスティーヌのことが心配で仕方ないんだよ!だからファントムからクリスティーヌを守らなきゃ!っていう感じをまぁ様なら上手に醸すお芝居をされてたんじゃないかなぁ…っておもいます。考えれば考えるほど観たくてたまらなくなる、幻の宙組オペラ座の怪人でございます。




▽Wicked 
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前日のファントムに比べかなり大きな会場。劇場の前もかなり混んでて、写メ全然撮れなかった…悔やまれる。
すっごい現代的!!やっぱりファントムみたいなクラシカルなミュージカルに比べ、歌あり、踊りあり、友情あり、恋あり、なすごくお腹いっぱいに楽しめるミュージカルだったし、筋の深さもありながら華やかなショー的要素もあり…ととにかく豪華豪華でした。動物とか肌の色の違いとか、結構ディープな話題なんだけど、そこをメルヘンな世界観の中で展開することで子どもも楽しめる感じになっているところが製作陣のすごいところだなぁ…と感動するばかり。あとはひたすらエルファバ、グリンダ役の女優さんの歌唱力に鳥肌が止まりませんでした。魔法使いと私で一気に作品に引き込まれた。ああもう今帰れって言われてもチケット代無駄になったとか思わないなっていうくらい。ポピュラーも、うん、ほんとなんだろ、憎めないグリンダのキャラが全身から感じられるポピュラーで。四季キャストのポピュラーしか聴いたことなかったんですが、より一層躍動的でした!!「人気者にしてあげる♡♡(はぁと)」って感じがたまらなく可愛かった。てかめっちゃ顔も可愛くて、フリフリドレスが似合いすぎていた。まさおっぽかった(ボキャ貧)
ラスト2人で歌うとこはもう周りもみんな泣いてて、、うん、、泣くよね、、、最後はスタンディングオーベーションでした。うん、、立つよね、、観客の人が明るくて、拍手もいちいち「イェーイ!!」って感じで、フィエロとエルファバのキスシーンも「ヒューーー!!!!」って盛り上がってて、うわこれは日本では観れない光景だ…!と驚くばかり。例えば宝塚のキスシーンで、ちえさまがねねさまに超セクシーなキスの雨を降らせようとしてる時「ヒューーー!!」とか言う客いたら、私100%しばくもんな。(笑)魔法使いが「このコートはバーバリーだよ」って言ったり、グリンダが「Let it go!」と叫んだり、アドリブもあって結構笑えたのも四季にはないおもしろさでした。母も一緒に観てたんですが、「これってさ、ようは桃太郎のアナザーストーリー的な感じで、鬼が実はいい人で村の少女と恋に落ちたり、隣島の漁師と友情育んでた!っていう話よね。」と謎の感想を零していた…ちゃんと筋を把握してるんだろうか…


▽Les Misérables 

No. 1ミュージカルオブ沢庵。レミゼは圧倒的に1番大好きな作品です。

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5列目どセンっていう超良席で観れました、ありがとう。もう何に感謝すればいいのかわかんないけど、みんな、ありがとう。

今回のポイントはやっぱり

旧演出だーーーーーーっっ!!


回る盆舞台だーーーーっ!!


ってことだと思います。懐かしい。懐かしさで胸いっぱい。レミゼ初見が小学校低学年であらすじ掴むので精一杯だった時も、やっぱりあの盆舞台の演出は印象的だったんですよ。だからやっぱり嬉しかった。レミゼだーーっ!て心底思いました。

・バルジャンは歌声とか歌唱技術で聴かせるっていうより、演技力で魅せるタイプのキャストさんだった。声とか顔もヒュージャックマンに似てる(笑)ラスト天国に召されるシーンの演技は美しくて、清らかで、愛に満ちてて。泣きました。ボロッボロ泣きました。

・ジャベール。かっこよかった。めっちゃめちゃかっこよくて、歌も最高にうまくて、ジャベール♡もっと歌って♡ってなりました(笑)いつも基本的に「あーもうほんとしつこい!」ってジャベールに対して冷たい母もインターバルの時ずっと「素敵!!惚れた!!」と言い続けてたくらい。Starsも自殺のシーンも聴かせる聴かせる聴かせる!って感じで、みんな拍手も忘れるほど聴き入ってた。

・ファンテーヌ。日本版キャストだと1度も泣けたことのない「夢破れて」で既に泣かされた。アンハサウェイの映画版でのこの歌のタイミングって、完全に堕ちきってからだから、激しく感情を露わにして歌えばいいけれど、ミュージカルのタイミングだとその表現がすごく難しい気がする。絶望と悲しみと怒りと、でもまだ少し希望があるんじゃないかという香り。正直日本版キャストだとただか細くメソメソしてる感じがあったけど、今回のファンテは母だった。母の強さと女の弱さや儚さが共存した生きてる女性だったなぁ、と。この歌って、こうやって歌うんだ!っていう衝撃だった…亡くなるシーンも私はずっと泣いてました。

・マリウス。超歌うまい!!!しかも容姿もTHEマリウスで、マリウスポンメルシーって感じで、おぼっちゃんで鈍感でひどくて、でもいい奴で……「カフェソング」で涙を流しながら歌う姿、その声はマリウスそのものでほんとに感動しました!!!!マリウスすごい!!!すごかった!!!!でも天使感はいっくんのほうが勝ってたよ!(何の勝負)
エポちゃんがすっごく背が小さかったから、いっつも身を屈めてエポとやりとりしてるのが胸キュンでした……

・エポニーヌ。私この子は出てきただけで泣きます。そのくらいエポに涙腺弱いです。ちっちゃくて可愛かった。やっぱり新演出のピキッとした赤い帽子も可愛いけど、古ぼけた帽子の方がリアリティーはあっていいよね。「追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは」ってコブクロさんの名曲ありますけど、ほんとエポニーヌの恋はそれなんだよ強く清らか。
あなたは悲しそうね。私、あなたの嬉しそうな様子が見たいの。ただ、笑顔を見せてくれると約束して。あなたが笑って“そうか!それは良かった!”って言うところが見たいの

こんな優しい子なのに、運命はかくも残酷なのか…と涙せずにはいられない。マリウス!!気づけよ!!!って叫びたかった。その小さい身体からどうしてそんな声が出るんだ?!っていうくらい迫力のある素晴らしい演技でした!


・ガブローシュがね!もう!かっわいくて、ちょーかっこよかった!!!私が舞台で1番ずっと見つめてたのはガブローシュだってくらいだったよ!!

終演後も真っ先に呟いた感想がこれだった。もう辛いくらい可愛かった。しかも2度目のカテコでバルジャンのとこに走ってきて抱きついてて。その抱きつき方が、トコトコトコ、ギュッ♡って感じじゃなくて、ターーッッてきて跳ねるかのようにギューッて抱きついててもうやめてくれ。かわいすぎる。幕降りるときもニコニコ客席に手を振っててもう振り返したかった。万歳。フランス万歳。(違)


キャストについて語るのはここまでにしておこう止まらない止まらない。でも日本版無いよね?!って萌えたのは民衆の歌のシーンで盆回る時にアンジョルラスとグランテールが手を握り合って、頑張ろうみたいにしてるんだけど、手放したらグランテールがアンジョルラスに投げチューしたシーン。な に あ れ。ホモか。投げチューゥゥ………


色々書いたけれどやっぱりレミゼ最高だった。

ほんとに幸せな観劇体験でした!!!


3つの作品をウエストエンドで観て、改めてレベルの高さを実感しました。創り上げられた物の完成度の高さには感動しかなくて、そこには言葉の壁とかもないんだな、と。成長していく楽しさとは違う、常に100点な舞台もそれはそれですごく楽しい。素晴らしい体験ができたな、と思います。次行った時はキャッツやライオンキング観たい!また次回があることを祈るばかりです!!


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長々お付き合いいただき、ありがとうございました!!


乙ゲーに人生で初めて挑戦した私

ハマったらいけないと言われるものには大概手を出してきました。タカラヅカ、ジャニーズ…煌びやかなもの、ときめくもの、夢を感じられるものが好きで、それを過剰摂取してる時が一番幸せ。ウワァァァアもう!!好き!!ダメ!!ってなる時、私は銀河の中心で愛に溺れてる気がします。

今年に入ってから、私は突然V6のファンになりました。結構多くの人と同じく岡田くんをドラマや映画で観て好きになる→V6にも興味を持つ…という流れであっさり堕ちた。もともと5年エイターをやっていただけあってアイドルヲタとしての素養みたいなものもあるから、私より1年ほど前に好きになった友人たちに勧められるままに動画を観たりしてホイホイとハマりました。しかもその友人たちというのは私とTwitterで3年くらい趣味を共有してきた子たちだから私の好みがすっごいわかってる。だから勧められる動画、勧められる曲、オールストライク。超ストレートでストライク。V6で末っ子で不思議ちゃんなジュンピーと、単独で真面目そうな番組に出演して歴史について語る岡田くんと、ドラマで目を見張るほど綺麗な演技をする俳優・岡田准一のあまりに多面的な姿が私の心をガッチリ鷲掴みにしたのでした。

 

そんな私がついに手を出してしまったのがV6の乙ゲー。アイドルの実写乙ゲーがしたい!!!と関ジャニ∞を舞台に詳細な設定まで作り込んだ構想を抱いていた私にとって、アイドルの乙ゲー、しかも好きになりたてホヤホヤで1番アツい時期のV6の乙ゲーがある。やらない訳にはいかないでしょ!!と早速ダウンロードしたわけです。乙ゲーではありませんが、中学高校時代AKB1/48はやっていました。可愛いアイドルちゃんたちみんなが私のことが好きだっていうところからスタートして、一人一人をフっていき、最後1人を選ばなければならないという天国だけど残酷なゲーム。あっちゃんをトランクに詰めて追いかけてくるマスコミから逃げたり、優子ちゃんにビギニ姿で告白されたり、アホだなと思いながらも楽しかった。でも男性との仮想恋愛を楽しむという乙ゲーはこれが初めてでした。

 

もう名前からして超王道臭半端ないんですよね。「V6とヒミツの恋〜ラブセン〜」。やっぱりこういうゲームは禁断の愛、みんなにバレちゃいけないっていう要素は絶対だな〜なんて思いながら始めるとこれがもう腹筋割れる割れる割れる。超テンポ早いし、偶然ありまくりだし、いつまでも連絡先交換しなさすぎだし、パジャマ姿とかあるんだけどなんかシュールだし、まだ付き合ってなくて「タメで話そう」って言われてからはいきなり「准くん」呼びになっちゃうし…挙げればキリがない。予告編からいきなり「触れたいと思ったら友達じゃない」なんていう名言まで飛び出して、もう感動。いろんな意味で感動でした。中高6年間女子校育ちで完全に女子校拗らせてる私にしてみれば、「れ、恋愛ってこういうものなんだ……」みたいな感慨深さと、「いや、これは違う。こんなベタ甘な訳ない!」という客観的な感情が入り混ざる状態。でもこんなめんどくさがりが、妙に毎日ログインしたり、おみくじ引いたり、1日1回だけできるガチャまわりしたり、あーだこーだ言いながら楽しんでます。なんか、ときめくっていうのとも違うけど、すごく楽しいから!!こんなことに真剣になれる自分が大好きだから!!(クズ)


・進捗状況

私、クズなのでとりあえず普通にオカダくんとの恋を進めつつ、並行して1周年イベントもやってます。本編では今なんか正装してご飯食べに行こうって誘われてる。焼き鳥も食べに行ったし、公園でハンバーガーも食べました。多分明日、私は「やっぱり会いに来てよかった」ってオカダくんに抱きしめてもらえる予定です。わーい。(真顔)それと並行してやってる1周年イベントは甘すぎてつらい。っていうか、これから本編で2人がいかに愛を育んでいくかがこのイベントをやってしまったことで大体分かってしまいましたトホホ。なんかもうとりあえずパジャマ姿がおもしろくてしかも「まだ沢庵を感じていたい」とか言うんだもんやめて。感じなくていいからやめてwwwwwwしかもちょっとお仕事がんばってプレミアエンドというものを選択したがもう最後。「沢庵を連れて行きたいところがある」とか言うからホテルのスイートルームにでも行くのかと思ったら(ゲス)、まさかのローマでしたwwwwwwローマ(⌒▽⌒)

沢庵、ローマヴァージンを乙ゲーに奪われる

まさかローマに乙ゲーで行くことになるとは思わなかったし、まさかローマ市長も自分の統括する市が乙ゲーの舞台になってるとは思っていないことでしょう。

空港に降り立って早々「いつも俺の予定に合わせてばっかで、沢庵は俺を嫌いにならない?」とムゥ顔で聞いてくる天使オカダ。「合わせてなんてないよ、私がそばにいたいの。」と答える天使沢庵。もうこんなことを言ってる自分とか想像するのが憚られるからこの時はみりおんに申し訳ないけど自分の見た目はみりおんなんだって自分に言い聞かせてます。みりおんなら言う、「合わせてないよ、私がそばにいたいの。」♡

この後、某「ローマの休日」のようにバイクに2人乗りでもするのかな〜と楽しみに今ミッションを乗り越えるべくお仕事に励んで女子力を上げています(笑)


・私が考える理想の実写乙ゲー

私が昔すごい頑張って考えてたのは関ジャニ∞ver.ですけど、今になってよく考えてみたら宙男のほうが乙ゲーが合う!てか宙男乙ゲー欲しい!!!宙男の実写乙ゲーなら絶対ホストクラブが舞台がいいです…最強のビジュアルクオリティを誇りタラシでお子ちゃまでツン強めで姫キャラな No.1に、手足の長さ異常でチャラくてチャラくてチャラくてネオクラシカルなNo.2……うわぁリアルだ…リアルだ…ァァ(号泣)ポイントみたいなのがんばって貯めてドンペリとか頼むと宙男のシャンパンコールが始まる。「今宵一晩(宣言通り)あなたのために(捧げます!)」とかやってる宙男…チャラ。鬼のようにチャラい。なのにマジで想像できる。ああもう色恋営業かけてお願いィィィイってなる。「お嬢さん、今日は同伴とかじゃなくて、あなたに会いたい」 とかまぁ様に言われたい…

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こんな感じで座ってるまぁ様に、ちーさまに見つめられたらもう瞬時に妊娠する自信しかありません。タカラヅカが乙ゲーに手を出すなんて天地がひっくり返ってもないけど、ないからこそ想像してるの楽しい。大好きだよ、宙組のみんな!!

今ちょっとちーさまのこと考えてたら、退団されてスーパーキュート♡な女の子になられたちーさまがカイちゃんの乙ゲーやってんのがふと頭に浮かんで罪悪感と萌えが湧き上がってきましたごめんなさい。


話は変わるけど花男も乙ゲー似合うだろうね…みりたんみたいな弟にしたい系、だいもんみたいに一見好きになったらダメそうなのに根は超真面目でハイスペックなタイプ、わんこキキ、イケメンすぎつらすぎナイスガイすぎあきら、そして私のリア恋枠マイティ、踏んで欲しいジェンヌNo.1カレーさま。もうなんなの、みんなキャラ立ちしすぎだし美しさ2次元だしつらいよ!あきらをお相手にチョイスして、るなぁ(^O^)に嫉妬したい。なんで私のことなんか見向きもしないでるなぁ(^O^)なの?!ううん、でもいい!るなぁ(^O^)だもん!!あきるなぁ(^O^)ってなりたい。「あの…あきらさんの同期の冴月さんに作ってあげるオムライス…私も食べたいです」ってお願いして断られたい。温泉行くって言われて、私も連れてってくれるのかな?♡って楽しみにしてたのに、るなぁと行くから無理って断られたい。あ、それもはや乙ゲーの意味ない……(辛)花男の舞台は花男と楽しくフォーリンラブしたいのでホストとかじゃなくて超王道な普通のやつがいいです。職場恋愛とか。だいもんにコピー頼まれたり、みりおくんにコーヒー淹れたり、人生薔薇色!なワーキングライフ。嗚呼、最高かっ。



ではそろそろ私のラブセンの体力が100に戻る頃だと思うので、お仕事頑張ってきます☆(無課金勢の悲しい現実)


明日からロンドンでミュージカル漬けになる予定なので、感想をまたまとめて更新します。


凰稀かなめの魅力についてダラダラ語ってみたよ

来月11月7日!!!ついに!!凰稀かなめさんの写真集が発売になります。退団前の最後の写真集。題名公開、表紙公開、とひとつひとつ新しい情報が入ってくるたびに、嬉しいのに切ない。ああ、もうかなめちゃんは男役から卒業していこうとしてるんだな、って。その日が近くなってきてるんだな、って。そう思うたびに泣きそうになるんです(重症)

凰稀かなめさんという人に出会って、もう世界が540度くらい変わりました。ああこの世の中にはこんなに美しく、麗しく、可愛らしく、かっこよく、愛おしい人がいるんだ!!!!!!みたいな感動。私、すっごく好みにうるさい人間だから、たとえ芸能人とか好きになっても「◯◯さんのこの部分はすごく好きだけど、ここは無いよねー」みたいなことが多々あるんです。でもかなめちゃんはそんなことない。ファンに塩対応なところも、相手役より同期とベタベタしがちなところも、全部好き。全部ラブ。

大体かなめちゃんが贔屓ですって言うと、あ〜綺麗だもんね〜って言われます。うん、そう、すっごく綺麗なの。自分でもインタビューで「私はビジュアル系な役が多くなりがちだと思うんですけど〜(大意)」って言ってたけど、ほんとそうなんですよ。173cmの長身に小顔、長すぎな手足。そして美形。ああ完璧だよ、完璧。パーフェクト。昔知恵袋で「凰稀かなめさんのダンスと歌の実力を教えてください」っていう質問をしてる人がいて、そんなの自分で劇場で確かめろよぉって思ったら、ベストアンサーに「歌は下手だと言われていますが、ダンスに関しては、あの美しい人が動いているというだけで美しいです」とあってこの人天才か?!と思いました。もう美しいから何やっても凰稀かなめエフェクトがかかっちゃうんですよね、わかるでしょう?
5月、ベルばらを観に東京から単身遠征しまして、ムラの最前列で観劇したんですけど、もうなんなんだこれは…!!って感じでした。チャーーーラーーーーーチャチャチャーーってあの無駄に荘厳なプロローグで登場してきた凰稀かなめオスカル。ああ!!オスカル様!!!!って叫びそうになりました。これだよ!!これが男装の麗人だよ!!!と。今まではコムさま、朝海ひかるさんの演じられたオスカルが私の中で断トツNo.1だったんですが、今はコムさまとかなめちゃんの2人がNo.1オスカルさまです。へへへ。
突然ですけど宝塚向きの顔ってあると思うんですよね。メイク映えのするお顔。だからすっごく可愛くて美人でも必ずしも舞台メイクが似合うとも限らないし、逆に普段のお顔はちょー綺麗!!って感じではなくても、すっごくメイクが似合う人もいる。かなめちゃんはその両方なんです……舞台メイクでの本気の美しさはさることながら、素化粧でもほんとに綺麗!!(濃いけど)先日の100周年運動会でも素化粧でのラインハルト様コス、完璧でごさいました…すごすぎだろ…


そして私がすごく好きなポイント2は(1は外見の美しさです)その演技力です。というか私の1番大好きなところです。銀英伝、モンテ、うたかた、風共、キャパ、ベルばら……トップになってからの作品1つ1つ、全てが最高でした。主演は基本常に出ずっぱりの宝塚歌劇において、ここまで毎回身に纏う雰囲気を変えることのできる役者が主演を張っているというのは宙組の大きな強みだなぁと思います。どれかひとつを選べなんてそんな無茶なことできないけど、やっぱり私はかなめちゃんのモンテとかバトラーみたいな激しく人間くさい役がすごく好きです。もちろんうたかたのルドルフのあのビジュアルの美しさはもう最強で、しかももともと持っている陰があるお姿とルドルフの苦悩とがあいまってもう心震えまくりだったんですが、バトラーで最初に旅路のシーンで登場した瞬間、その声に、背中に背負う未練と愛と諦めみたいなものに背筋がゾクゾクしたのを覚えてます。2作連続で植爺作品が当たって、正直てるみりコンビの冷遇はなんなの!?って怒りすら覚えたけど、でも、でも、「ベルばら」も「風共」も沢山の比較する偉大なる先輩方がいて、決められた型とか伝統があって、観る人それぞれの中に既にもうそのイメージが完成されているという難役でありながら、かなめちゃんの演じたオスカルもバトラーも"凰稀かなめの"オスカルだったし、バトラーだったと思います。(あ、でもてるみりコンビの冷遇とかなめちゃんの演技力は別問題だから、かなめちゃんが良かったからと言っててるみり冷遇への怒りが消える訳ではない。断固。)
私、自分がちゃらんぽらんな人間なのでストイックな人がすごく好きです(突然)
ストイックに追求した結果より、その精神力であったり、その姿にすごくすごく惹かれます。
演技上手だなぁ、この人の演技好きだなぁと思って興味を持って、インタビューとか読んで、役作りの為に痩せたり太ったり勉強したりしてます、自分を追い込んでますエピソードを知るともうその人大好きになっちゃうんですよね。かなめちゃんもそういう流れで好きになった方です。あ、ジュンピーもすごくそう(今回の話題とは関係ないけど)
女として生まれ、男として成長する過程を描くが、「もっと女の気持ちで」と要求する演出側と「女っぽくは絶対したくない」という凰稀の思いがぶつかることもある。「原作のオスカルは、かなり男前。だからファンも憧れる。これがなければ、宝塚はどうなっていたか…というぐらいの大作。譲れない部分もあるし、先生方の気持ちとも協調したい。今、ちょうどいいところを探しています」
74年の初演時から演出する植田紳爾氏(81)ら演出陣にも理想像をぶつけ、自宅ではバラの香りに包まれる。オスカル気分に浸り「究極のオスカル像」を作り上げる。
 「部屋にバラのルームスプレーをまいて、気分をバラに。お風呂もバラの(入浴剤)とか。でも、バラの花びらは浮かべていません(笑い)。あと、寝る前にハーブティーを飲み、バイオリンを弾いたり」革命へ向かう波のはざまでオスカルは、夜にお茶を飲み、バイオリンを弾く。それを自宅で実行する。「バイオリンは、まったくできません! できないので、練習をしているんですけど。知人が弾いた動画を見て、指と音を確認しています。独学で」
ついに海外の名優や先輩たちが演じてきた、大人の男に挑む。「今の時代の感覚を持っていては絶対に無理。バトラーの懐の深さと大きさ、心のゆとりを出すのは…。人としての自分自身を洗い直しています」それが、凰稀の言う「人として自分を一から洗い直す作業」になる。映画版でバトラーを演じたクラーク・ゲーブルの「深みのある演技と格好良さ」から感じたことだった。「私自身がこれまでの人生で経験した人との出会いや別れを振り返り、そのときの感情を洗い出していきました」。かつて、自らの性格を「誤解されやすいタイプ」と称した凰稀は、それゆえ、苦い経験も多かったという。「今は落ち着いていても、当時は未練や後悔もありました。状況は違いますが、きっとバトラーもスカーレットに対する後悔の念はある。でも、未練を断ち切り、生きる気持ちを考えたい。私もこの役を乗り越えれば、確実に人として、男役として大きく…いや、ならなければ、ここ(宝塚)にはいられない」

ほんとストイック。ストイック。

なんか色々新聞インタビューから抜粋してみたけど、他にももっとあったと思います。銀英伝の時に、客席からだとカラコンとか見えないけど、一緒に演じてる組子たちがしっかり役に入り込めるように青いカラコン入れたよエピソードとか、風共の時に酔ってる感覚を実感する為に泥酔するくらい飲んだ話とか、モンテの時に牢獄にいる気持ちを実感する為に薄暗い部屋で1日かけて一杯のスープを飲んだとか………そもそも植爺に反発できるなんてほんと覚悟いるだろうし(想像)、部屋じゅう薔薇だらけにしたりするその労力たるや半端ないものだと思うんですよね。でもそこを怠らずに頑張るからこそ客席は感動するし、また観たい!と思うし、かなめちゃん大好き!ってなるんだと思うんですけども。退団公演となるグスタフ3世もまたどんなお芝居が観れるのかと思うと楽しみで楽しみでなりません!!!


3つ目は声です。かなめちゃんの声。結構特徴的だと思うんです。なんだろう、ギュっとくる甘い声。声に香りがあるって表現するのもなんだけど、ちょっと薔薇の香りがする感じかな…全ての音をポンッと当てるように出すんじゃなくて、掬うかのように出すところも好きです、あ、それは声じゃなくて歌い方の問題か。(笑)お芝居をする人にとって声はすごく大切なことだと思います、どんなにうまくてもこの声嫌だな、と思ったら受け入れづらくなるし。キムさん(音月桂さん)とかとうこさん(安蘭けいさん)みたいな超正統派のお声ではないんだけど、かなめちゃんの声は中毒性があるから聴いてるうちにすごく耳に馴染むし、色っぽくて艶やかな声。お歌も昔よりどんどん上手になられてるし。私はみりおんを「りおん」って呼ぶ時の優しいお声が大好きですよ!!!!!

そして4つ目のポイント。そのキャラですね、キャラ。私はメディアでの性格が本当の性格である必要性は全くないと思っていて、そもそも虚像でしょ?!って思ってるから、りかちゃんのほんとのキャラが凰稀かなめと大きく違ったとしても別になんとも思いません。(笑)タラシだし、子どもっぽいし、姫キャラな凰稀かなめが大好きだから。お茶会で「かなめさんが好きすぎてつらい」と相談するファンに「好きって言ってごらん」とサラっと強要しちゃうそのキャラ!!!現実の男性に興味が持てないと誌上で相談するファンに「舞台の上の私たちには恋してくれて結構です、宙組を観にきてね」と答えちゃうこのキャラ!!!!もう好きって言いますむしろ言わせてくださいかなめさまァァァア!!だし、宙組行きますもう現実とか非現実とかどうでもいいですゥゥゥウウ!!!って感じです、ハイ。(病)

でもそんなオラオラなのかと思いきや!!お茶会で彼氏、彼女がいるかと問われテンパって顔赤くしたり可愛すぎかコラ。そんなところが大好きです。大好きです。大好きです…………

そしてそして、お披露目公演のパンフでソロポートレート減らして組子のページ増やせって劇団と喧嘩したり、最後の写真集の題名を「宙」にしたり、最後のショーで下級生のシーンを増やしてくれと頼んだり、次期のまぁみりのシーンを作ったり………そういうところが好きなんです。いつもいつも組子の為に引っ張って引っ張って…っていうのを前面に出してる人じゃないのに、誰よりも背中で伝えて、行動で残していく。そんな姿勢が好きです、ああ書きながら泣けてきた。


まっ、かなめちゃん大好きエピソードを色々語ったところで私のてるみり愛もすこし。

えりあゆ大好きだと言えばわかっていただけるように、嫁の方が愛が強いかに見せかけて夫も深く嫁を愛してますツンデレ夫婦がすごく大好きです、私。そんな形の究極がてるみりじゃないかな、と!不仲説とか色々ありますし、2人の濃厚LOVEな大劇場公演とかぶっちゃけ全然ありませんでしたけど(サヨナラも史実は不仲だし)、でもそんなことどうでもいいじゃん!「りおんはほんとに綺麗になったね」って、そんな、たまに吐かれる優しい言葉が、たまらなく愛しくて、たまらなく幸せなんですよ。ゴールデンコンビと呼ばれ後世まで名を残すといった2人の組み合わせではないかもしれないけれど、でもゴールデンコンビなんて劇団が認定を与えて決めるものでもなく、メディアとかが勝手にそうだって言い出すことで定着していくものだと思ってるから、誰かの心のゴールデンコンビならもうそのコンビはゴールデンコンビな気がします、あれ、何言ってんのかわかんなくなってきたけど、つまりはてるみりは私の心のゴールデンコンビだってことです。みりおんはお芝居もうまいし、かわいいし、かわいいし、歌もうまいし何でもできちゃう娘役ちゃんだけど、そんなみりおんを1人の役者として扱い、向き合い、歩む2人を見つめる機会を得たことはファンとしてすっごくすっごく幸せなことでございました。感謝。


あとは…うーん、てるきた…てるきた…わかってるんです、これ語り出したらほんと止まんなくなっちゃうんですよ。知ってます。簡潔に言うとですね、つまりはかなめちゃんの方が愛が強いんですよ。年下で、同期で、シンメの2人だけど、かなめちゃん→→→←おづきさんって感じなんですよつらい。

(Q.緒月の好きなところは?)凰『おいしいものがあったら食べかけでもくれるところ』緒『半分あげるってことにしといてください(笑)』凰『やだ食べかけだもぉん!「食べかけ、ハイ」ってくれるんです』
緒月『いきなりおうきかなめに「あたしのほう見てない?」とか言われて「え、見てない見てない」って言ってるのに「絶対見てると思うんだよねづっくん」「今日も見たでしょ」とか言って。見てると思ってる、少しでも絡もうとしてる凰稀さんがいます。「え?づっくんこっち見てない?」とかずっと言って』


なんなのこの2人wwwwwwww可愛すぎるだろっていう同期wwwwそしてトップになってからも風共ではバトラーとベルでラブシーン、ベルばらではオスカルとアンドレで今宵一夜、そして最後のDSまで何かと2人をラブラブさせてくれた劇団さまでございましたね、どうも。ごちそうさまでした。まぁ様アンドレは映像でしか観てないので、そんな感想違う!とおっしゃる方もいるかもしれないんですが、まぁ様のアンドレは正統派で、2枚目で、こう、路線スターの演じるアンドレで、美しくて素晴らしいなぁという印象を受けました。それに比べおづきさんのアンドレはなんだろう、もう、ほんとにオスカルの幼い頃から全てを知ってる感じが半端なくて、男臭くて、うわぁ今思い出してるだけで泣ける、なんだろう、演技巧者のおづきさんだからこそできるアンドレで。そんなおづきさんのアンドレとかなめオスカルの今宵一夜は切なくて、甘くて、涙しか零れなかったと、とりあえずここに記し私のてるきた語りを終わらせていただきます。




話は変わりますが、かなめちゃん退団してからはどんな女優さんになるのかなーと色々考えます。舞台で活動するのかなー?テレビかなー?とか。どっちでもいいです、どっちでもかなめちゃんはキラキラしてて可愛くてかっこいいはずだから。強いて言うなら、私はかなめちゃんには「天翔ける風に」にすっごく出て欲しい。三条英という役を魂を込めて演じるかなめちゃんが観たくて観たくてたまりません。「こんな言葉、人殺しが言う言葉ではないのは分かっているけれど、才谷、あなたを愛しています」っていうあの最後のところをかなめちゃんがどんな表情で、どんな瞳で、どんな声で語るのか。ずーっと考えちゃいます。よろしくね、関係者のみなさん。


うーん、あとは良く考えるのはかなめちゃんが誰かのお嫁さんになる想像(妄想)ですね、ハイ!まぁ多分、Twitterで「てるきたが宙組観劇!かなめちゃんの薬指に指輪!!うおお?!?!うおおおおおおお!!!!」みたいな感じになって、あーかなめちゃんも結婚かぁ(ファン一同察し)ってなって、結婚しますって発表されて、ファンは安定の「かなめさんが愛を手に入れて幸せならもうファンはなんでもいいです、おめでとうございます、生まれて来てくれてありがとうございます」ってなるんだろうな、と想像してます。ジェンヌさんのお誕生日TLはそれなりにどの方も華やかに祝われてる印象があるけど、かなめちゃんの時だけは宗教だからな…「おめでとう」じゃなくて「生まれきてくださってありがとうございますゥゥゥァァア」ってなってる。そんなファンのみなさんも好きです、へへ。どっちにしろかなめちゃんにはこの後もどんどん幸せに活躍してほしいなぁって思ってます。


色々書いたけどつまりはかなめちゃんかわいい、だいすき、だいすき!ってことです。これを読んで、今までかなめさんのことあんまり…って思ってた人とか、かなめさんについて知らない人が目覚めてくれたらいいななんて大それたことは思ってません…でも私と同じように好きな人が、あ、それわかるって思ってくれたら嬉しいです。


おわり。