銀河の中心で愛に溺れて

タカラヅカとジャニーズと…とにかくひたすら脳内お花畑

凰稀かなめの魅力についてダラダラ語ってみたよ

来月11月7日!!!ついに!!凰稀かなめさんの写真集が発売になります。退団前の最後の写真集。題名公開、表紙公開、とひとつひとつ新しい情報が入ってくるたびに、嬉しいのに切ない。ああ、もうかなめちゃんは男役から卒業していこうとしてるんだな、って。その日が近くなってきてるんだな、って。そう思うたびに泣きそうになるんです(重症)

凰稀かなめさんという人に出会って、もう世界が540度くらい変わりました。ああこの世の中にはこんなに美しく、麗しく、可愛らしく、かっこよく、愛おしい人がいるんだ!!!!!!みたいな感動。私、すっごく好みにうるさい人間だから、たとえ芸能人とか好きになっても「◯◯さんのこの部分はすごく好きだけど、ここは無いよねー」みたいなことが多々あるんです。でもかなめちゃんはそんなことない。ファンに塩対応なところも、相手役より同期とベタベタしがちなところも、全部好き。全部ラブ。

大体かなめちゃんが贔屓ですって言うと、あ〜綺麗だもんね〜って言われます。うん、そう、すっごく綺麗なの。自分でもインタビューで「私はビジュアル系な役が多くなりがちだと思うんですけど〜(大意)」って言ってたけど、ほんとそうなんですよ。173cmの長身に小顔、長すぎな手足。そして美形。ああ完璧だよ、完璧。パーフェクト。昔知恵袋で「凰稀かなめさんのダンスと歌の実力を教えてください」っていう質問をしてる人がいて、そんなの自分で劇場で確かめろよぉって思ったら、ベストアンサーに「歌は下手だと言われていますが、ダンスに関しては、あの美しい人が動いているというだけで美しいです」とあってこの人天才か?!と思いました。もう美しいから何やっても凰稀かなめエフェクトがかかっちゃうんですよね、わかるでしょう?
5月、ベルばらを観に東京から単身遠征しまして、ムラの最前列で観劇したんですけど、もうなんなんだこれは…!!って感じでした。チャーーーラーーーーーチャチャチャーーってあの無駄に荘厳なプロローグで登場してきた凰稀かなめオスカル。ああ!!オスカル様!!!!って叫びそうになりました。これだよ!!これが男装の麗人だよ!!!と。今まではコムさま、朝海ひかるさんの演じられたオスカルが私の中で断トツNo.1だったんですが、今はコムさまとかなめちゃんの2人がNo.1オスカルさまです。へへへ。
突然ですけど宝塚向きの顔ってあると思うんですよね。メイク映えのするお顔。だからすっごく可愛くて美人でも必ずしも舞台メイクが似合うとも限らないし、逆に普段のお顔はちょー綺麗!!って感じではなくても、すっごくメイクが似合う人もいる。かなめちゃんはその両方なんです……舞台メイクでの本気の美しさはさることながら、素化粧でもほんとに綺麗!!(濃いけど)先日の100周年運動会でも素化粧でのラインハルト様コス、完璧でごさいました…すごすぎだろ…


そして私がすごく好きなポイント2は(1は外見の美しさです)その演技力です。というか私の1番大好きなところです。銀英伝、モンテ、うたかた、風共、キャパ、ベルばら……トップになってからの作品1つ1つ、全てが最高でした。主演は基本常に出ずっぱりの宝塚歌劇において、ここまで毎回身に纏う雰囲気を変えることのできる役者が主演を張っているというのは宙組の大きな強みだなぁと思います。どれかひとつを選べなんてそんな無茶なことできないけど、やっぱり私はかなめちゃんのモンテとかバトラーみたいな激しく人間くさい役がすごく好きです。もちろんうたかたのルドルフのあのビジュアルの美しさはもう最強で、しかももともと持っている陰があるお姿とルドルフの苦悩とがあいまってもう心震えまくりだったんですが、バトラーで最初に旅路のシーンで登場した瞬間、その声に、背中に背負う未練と愛と諦めみたいなものに背筋がゾクゾクしたのを覚えてます。2作連続で植爺作品が当たって、正直てるみりコンビの冷遇はなんなの!?って怒りすら覚えたけど、でも、でも、「ベルばら」も「風共」も沢山の比較する偉大なる先輩方がいて、決められた型とか伝統があって、観る人それぞれの中に既にもうそのイメージが完成されているという難役でありながら、かなめちゃんの演じたオスカルもバトラーも"凰稀かなめの"オスカルだったし、バトラーだったと思います。(あ、でもてるみりコンビの冷遇とかなめちゃんの演技力は別問題だから、かなめちゃんが良かったからと言っててるみり冷遇への怒りが消える訳ではない。断固。)
私、自分がちゃらんぽらんな人間なのでストイックな人がすごく好きです(突然)
ストイックに追求した結果より、その精神力であったり、その姿にすごくすごく惹かれます。
演技上手だなぁ、この人の演技好きだなぁと思って興味を持って、インタビューとか読んで、役作りの為に痩せたり太ったり勉強したりしてます、自分を追い込んでますエピソードを知るともうその人大好きになっちゃうんですよね。かなめちゃんもそういう流れで好きになった方です。あ、ジュンピーもすごくそう(今回の話題とは関係ないけど)
女として生まれ、男として成長する過程を描くが、「もっと女の気持ちで」と要求する演出側と「女っぽくは絶対したくない」という凰稀の思いがぶつかることもある。「原作のオスカルは、かなり男前。だからファンも憧れる。これがなければ、宝塚はどうなっていたか…というぐらいの大作。譲れない部分もあるし、先生方の気持ちとも協調したい。今、ちょうどいいところを探しています」
74年の初演時から演出する植田紳爾氏(81)ら演出陣にも理想像をぶつけ、自宅ではバラの香りに包まれる。オスカル気分に浸り「究極のオスカル像」を作り上げる。
 「部屋にバラのルームスプレーをまいて、気分をバラに。お風呂もバラの(入浴剤)とか。でも、バラの花びらは浮かべていません(笑い)。あと、寝る前にハーブティーを飲み、バイオリンを弾いたり」革命へ向かう波のはざまでオスカルは、夜にお茶を飲み、バイオリンを弾く。それを自宅で実行する。「バイオリンは、まったくできません! できないので、練習をしているんですけど。知人が弾いた動画を見て、指と音を確認しています。独学で」
ついに海外の名優や先輩たちが演じてきた、大人の男に挑む。「今の時代の感覚を持っていては絶対に無理。バトラーの懐の深さと大きさ、心のゆとりを出すのは…。人としての自分自身を洗い直しています」それが、凰稀の言う「人として自分を一から洗い直す作業」になる。映画版でバトラーを演じたクラーク・ゲーブルの「深みのある演技と格好良さ」から感じたことだった。「私自身がこれまでの人生で経験した人との出会いや別れを振り返り、そのときの感情を洗い出していきました」。かつて、自らの性格を「誤解されやすいタイプ」と称した凰稀は、それゆえ、苦い経験も多かったという。「今は落ち着いていても、当時は未練や後悔もありました。状況は違いますが、きっとバトラーもスカーレットに対する後悔の念はある。でも、未練を断ち切り、生きる気持ちを考えたい。私もこの役を乗り越えれば、確実に人として、男役として大きく…いや、ならなければ、ここ(宝塚)にはいられない」

ほんとストイック。ストイック。

なんか色々新聞インタビューから抜粋してみたけど、他にももっとあったと思います。銀英伝の時に、客席からだとカラコンとか見えないけど、一緒に演じてる組子たちがしっかり役に入り込めるように青いカラコン入れたよエピソードとか、風共の時に酔ってる感覚を実感する為に泥酔するくらい飲んだ話とか、モンテの時に牢獄にいる気持ちを実感する為に薄暗い部屋で1日かけて一杯のスープを飲んだとか………そもそも植爺に反発できるなんてほんと覚悟いるだろうし(想像)、部屋じゅう薔薇だらけにしたりするその労力たるや半端ないものだと思うんですよね。でもそこを怠らずに頑張るからこそ客席は感動するし、また観たい!と思うし、かなめちゃん大好き!ってなるんだと思うんですけども。退団公演となるグスタフ3世もまたどんなお芝居が観れるのかと思うと楽しみで楽しみでなりません!!!


3つ目は声です。かなめちゃんの声。結構特徴的だと思うんです。なんだろう、ギュっとくる甘い声。声に香りがあるって表現するのもなんだけど、ちょっと薔薇の香りがする感じかな…全ての音をポンッと当てるように出すんじゃなくて、掬うかのように出すところも好きです、あ、それは声じゃなくて歌い方の問題か。(笑)お芝居をする人にとって声はすごく大切なことだと思います、どんなにうまくてもこの声嫌だな、と思ったら受け入れづらくなるし。キムさん(音月桂さん)とかとうこさん(安蘭けいさん)みたいな超正統派のお声ではないんだけど、かなめちゃんの声は中毒性があるから聴いてるうちにすごく耳に馴染むし、色っぽくて艶やかな声。お歌も昔よりどんどん上手になられてるし。私はみりおんを「りおん」って呼ぶ時の優しいお声が大好きですよ!!!!!

そして4つ目のポイント。そのキャラですね、キャラ。私はメディアでの性格が本当の性格である必要性は全くないと思っていて、そもそも虚像でしょ?!って思ってるから、りかちゃんのほんとのキャラが凰稀かなめと大きく違ったとしても別になんとも思いません。(笑)タラシだし、子どもっぽいし、姫キャラな凰稀かなめが大好きだから。お茶会で「かなめさんが好きすぎてつらい」と相談するファンに「好きって言ってごらん」とサラっと強要しちゃうそのキャラ!!!現実の男性に興味が持てないと誌上で相談するファンに「舞台の上の私たちには恋してくれて結構です、宙組を観にきてね」と答えちゃうこのキャラ!!!!もう好きって言いますむしろ言わせてくださいかなめさまァァァア!!だし、宙組行きますもう現実とか非現実とかどうでもいいですゥゥゥウウ!!!って感じです、ハイ。(病)

でもそんなオラオラなのかと思いきや!!お茶会で彼氏、彼女がいるかと問われテンパって顔赤くしたり可愛すぎかコラ。そんなところが大好きです。大好きです。大好きです…………

そしてそして、お披露目公演のパンフでソロポートレート減らして組子のページ増やせって劇団と喧嘩したり、最後の写真集の題名を「宙」にしたり、最後のショーで下級生のシーンを増やしてくれと頼んだり、次期のまぁみりのシーンを作ったり………そういうところが好きなんです。いつもいつも組子の為に引っ張って引っ張って…っていうのを前面に出してる人じゃないのに、誰よりも背中で伝えて、行動で残していく。そんな姿勢が好きです、ああ書きながら泣けてきた。


まっ、かなめちゃん大好きエピソードを色々語ったところで私のてるみり愛もすこし。

えりあゆ大好きだと言えばわかっていただけるように、嫁の方が愛が強いかに見せかけて夫も深く嫁を愛してますツンデレ夫婦がすごく大好きです、私。そんな形の究極がてるみりじゃないかな、と!不仲説とか色々ありますし、2人の濃厚LOVEな大劇場公演とかぶっちゃけ全然ありませんでしたけど(サヨナラも史実は不仲だし)、でもそんなことどうでもいいじゃん!「りおんはほんとに綺麗になったね」って、そんな、たまに吐かれる優しい言葉が、たまらなく愛しくて、たまらなく幸せなんですよ。ゴールデンコンビと呼ばれ後世まで名を残すといった2人の組み合わせではないかもしれないけれど、でもゴールデンコンビなんて劇団が認定を与えて決めるものでもなく、メディアとかが勝手にそうだって言い出すことで定着していくものだと思ってるから、誰かの心のゴールデンコンビならもうそのコンビはゴールデンコンビな気がします、あれ、何言ってんのかわかんなくなってきたけど、つまりはてるみりは私の心のゴールデンコンビだってことです。みりおんはお芝居もうまいし、かわいいし、かわいいし、歌もうまいし何でもできちゃう娘役ちゃんだけど、そんなみりおんを1人の役者として扱い、向き合い、歩む2人を見つめる機会を得たことはファンとしてすっごくすっごく幸せなことでございました。感謝。


あとは…うーん、てるきた…てるきた…わかってるんです、これ語り出したらほんと止まんなくなっちゃうんですよ。知ってます。簡潔に言うとですね、つまりはかなめちゃんの方が愛が強いんですよ。年下で、同期で、シンメの2人だけど、かなめちゃん→→→←おづきさんって感じなんですよつらい。

(Q.緒月の好きなところは?)凰『おいしいものがあったら食べかけでもくれるところ』緒『半分あげるってことにしといてください(笑)』凰『やだ食べかけだもぉん!「食べかけ、ハイ」ってくれるんです』
緒月『いきなりおうきかなめに「あたしのほう見てない?」とか言われて「え、見てない見てない」って言ってるのに「絶対見てると思うんだよねづっくん」「今日も見たでしょ」とか言って。見てると思ってる、少しでも絡もうとしてる凰稀さんがいます。「え?づっくんこっち見てない?」とかずっと言って』


なんなのこの2人wwwwwwww可愛すぎるだろっていう同期wwwwそしてトップになってからも風共ではバトラーとベルでラブシーン、ベルばらではオスカルとアンドレで今宵一夜、そして最後のDSまで何かと2人をラブラブさせてくれた劇団さまでございましたね、どうも。ごちそうさまでした。まぁ様アンドレは映像でしか観てないので、そんな感想違う!とおっしゃる方もいるかもしれないんですが、まぁ様のアンドレは正統派で、2枚目で、こう、路線スターの演じるアンドレで、美しくて素晴らしいなぁという印象を受けました。それに比べおづきさんのアンドレはなんだろう、もう、ほんとにオスカルの幼い頃から全てを知ってる感じが半端なくて、男臭くて、うわぁ今思い出してるだけで泣ける、なんだろう、演技巧者のおづきさんだからこそできるアンドレで。そんなおづきさんのアンドレとかなめオスカルの今宵一夜は切なくて、甘くて、涙しか零れなかったと、とりあえずここに記し私のてるきた語りを終わらせていただきます。




話は変わりますが、かなめちゃん退団してからはどんな女優さんになるのかなーと色々考えます。舞台で活動するのかなー?テレビかなー?とか。どっちでもいいです、どっちでもかなめちゃんはキラキラしてて可愛くてかっこいいはずだから。強いて言うなら、私はかなめちゃんには「天翔ける風に」にすっごく出て欲しい。三条英という役を魂を込めて演じるかなめちゃんが観たくて観たくてたまりません。「こんな言葉、人殺しが言う言葉ではないのは分かっているけれど、才谷、あなたを愛しています」っていうあの最後のところをかなめちゃんがどんな表情で、どんな瞳で、どんな声で語るのか。ずーっと考えちゃいます。よろしくね、関係者のみなさん。


うーん、あとは良く考えるのはかなめちゃんが誰かのお嫁さんになる想像(妄想)ですね、ハイ!まぁ多分、Twitterで「てるきたが宙組観劇!かなめちゃんの薬指に指輪!!うおお?!?!うおおおおおおお!!!!」みたいな感じになって、あーかなめちゃんも結婚かぁ(ファン一同察し)ってなって、結婚しますって発表されて、ファンは安定の「かなめさんが愛を手に入れて幸せならもうファンはなんでもいいです、おめでとうございます、生まれて来てくれてありがとうございます」ってなるんだろうな、と想像してます。ジェンヌさんのお誕生日TLはそれなりにどの方も華やかに祝われてる印象があるけど、かなめちゃんの時だけは宗教だからな…「おめでとう」じゃなくて「生まれきてくださってありがとうございますゥゥゥァァア」ってなってる。そんなファンのみなさんも好きです、へへ。どっちにしろかなめちゃんにはこの後もどんどん幸せに活躍してほしいなぁって思ってます。


色々書いたけどつまりはかなめちゃんかわいい、だいすき、だいすき!ってことです。これを読んで、今までかなめさんのことあんまり…って思ってた人とか、かなめさんについて知らない人が目覚めてくれたらいいななんて大それたことは思ってません…でも私と同じように好きな人が、あ、それわかるって思ってくれたら嬉しいです。


おわり。