14歳っていいよね、なんかこう脆くて儚くていい。少々の痛さも14歳という言葉の前では無力だと思ってる。
さてー、つい最近私の中をグラグラと揺り動かす大事件が起きました。
魂ラジ、終わるってよ。
福山雅治さんがパーソナリティーを務める
魂のラジオが来年の3月で終わるらしい。最近全然聴いてなかったから、別になくなったところで生活に支障をきたす訳でもないっちゃないんだけど、なんかこう、故郷をひとつ失った感覚。
人生迷った時は
魂ラジ聴いて、下ネタ聴いて、人生の成功者の本音(と思われる言葉たち)に触れればだいじょぶだー!みたいに思ってた身としては意外とショックだった(
最近聴いてなかったけど)
14歳の時に
福山雅治さんを好きになってから、なんだかんだ熱くなったり冷めたりしながらもずっと好きです。いろいろ趣味が増えてく中で優先順位が常に1位かと聞かれれば困るけど、でも必ずメダル圏内、みたいな。そんな人です。
ハマったきっかけは、酔っ払った母親のマッサージを母親の部屋でしてたんですよ、テレビつけながら。その時たまたま
CDTVをやってて。で、「化身」が流れた。すると超寝てた母親がガバッて起きて「今の誰?」と。「ふ、
福山雅治だよ…」って言うとまた寝てしまったんです。翌日、昨日のことはほぼ記憶から消えてるはずの母親が「
福山雅治のCD欲しいのよ〜なんか新曲が良かった気がするの。」と言い出し、覚えてないのかよwwwwwって思いながらCD屋さんで「残響」を買いました。聴いてたらなかなか良くて、「ふ〜ん、こいつがみんなの大好きな
福山雅治かぁ〜」みたいな感じになったんです。思えば小学生時代あまりテレビを観ていなかった(中学受験生だった)ので、
福山雅治も名前だけは知ってたけど顔はイマイチはっきり知らなかった(笑)好きだった子が「ガリレオ」のファンで、毎週あらすじを話してくれるのを聞いてたけど、私の中では
福山雅治という存在は
佐藤浩市さんのビジュアルで脳内再現をされていたわけです。
だからビジュアルを改めて見て、音楽聴いて、あ〜この人ならみんな好きだわな、みたいに妙に納得したのを覚えてる。で、その後、友人に「ましゃのライブ行かない?♡」と誘われ、とりあえずライブ大好きライブ行きたい病だった私は「ましゃってその愛称何wwwww」って思いながらライブに参加したわけです。好きになってしまったわけです。とてもかっこよかったわけです…
そして翌年から始まった
龍馬伝、1年間毎週日曜日の為に生き、いつしかラジオも聴きだし、曲も全部歌えるようになり・・・・・
Twitterを始めると同世代のファンの子との繋がりもできた。みんなで実況しながらラジオ聴いたり、感想を語り合ったり。
福山雅治さんのことも好きだったし、
福山雅治さんを応援するという行為も好きになった。そして今に至っています。
"遠くて近い"この距離感
ビジュアル、声、歌手として、俳優として………数え切れないほどこの人は顔を持っていて、それをある一定のレベルまで高めているなと感じますけど、私はこの人のファンとの距離感、大好きです。近いのに遠くて、遠いのに近い。手は届きそうで、届かない。
ラジオに手紙を書けば、メールを送れば、結構読んでもらえて、時には電話がかかってきたりする。2時間半毎週しょーもなかったりそうでなかったりするおしゃべりが聴けて、テレビをつければCMにも色々出てる。でも
タカラジェンヌたちみたいにいつも会ってお手紙なんて絶対渡せないし、ファンの集いだって基本的にライブしかないし、キャパ大きいからフィギュアサイズの
福山雅治を拝むことしかできない。しかも、アイドルたちのように「こないだディズニーランド行ったんですよ〜」みたいなプライベートの話はほとんどない。AV大好き、
2ちゃんねらー、ニコニコプレミアム会員、自分のことをさらけ出してるような感じがするし、よく話してくれる長崎時代やデビュー前の貧乏トークを聞いていると"あぁ、
福山雅治は自分のことを赤裸々に私たちに聞かせてくれる!"って、とても嬉しくなるけれど、私たちファンって
福山雅治の現在のプライベートを実は何も知らない。ファンなら多かれ少なかれ誰にでもある"
福山雅治について色々知っていたい欲"は基本的に彼がラジオで話してくれる仕事の話やさっき書いたデビュー前とかの過去の話で常に満たされてるから意識することは少ないけれど、ふと冷静になった時自分はこんなにも輪郭のあやふやなよくわからない人を応援していたのか!と目を見開かざるを得ないわけです。でもだからこそ、またファンを続けていたくなる。もう少し、もう少し彼を追えばその実像を、ずっと埋まらない空白を掴める気がするから。
オススメ楽曲
過去だと
HELLO、
桜坂、
IT'S ONLY LOVE、最近だと
家族になろうよがヒット曲だけれども、それだけじゃない、数多くの名曲があります。
これは最近だと私の中の最大ヒット曲ですね…最近は割と同じ感じの曲が増えててシングルはバラード、カップリングはちょっとロックでガシガシとギター弾くよ〜って感じが固定されてるんですが、これはおもしろいキャッチーな曲だなと思います。歌い方も独特。海外の有名なアーティストを意識してるって言ってた気がするかわいい。
ドラえもんの映画の主題歌なので、子供たちも歌えるようなメロディと意外と深い歌詞のギャップが好きです。
今まで人を好きになって傷つけたことよく覚えてる伝えることや分かり合うって好きになる程難しい
大人になることを否定して、子どものままでいること、その純粋さを忘れないことを世の中は肯定しがちだけれど、この歌は大人になるっていいことだ〜って言ってくれてる。こないだ小学校低学年の子とカラオケをする機会があって、何歌っていいかわかんないからとりあえずこれを歌ったんだけどそしたら「この歌大好き〜〜」って言ってました。きっとその子はまだ深く歌詞を理解してないはずだけど、10年後に聴き直したらまた今とはきっと違う解釈ができると思うからぜひそうしてほしいし、私自身本当に大人になれた時にまたじっくり聴きたいなって感じてる歌です。
PVはというと南国で撮られてるんですが、本人曰く"自分かわいい"ってことに気づいた作品らしい。なのでこの後当分の間福山雅治さんはラジオでてへぺろ☆を連呼していた。世間のてへぺろ☆ブームが去ってもずっと言っていた。しつこいなーって思ってたけど。まぁかわいかったからいいけど。
▽Sandy
すごいマニアックなところをついてみました。Sandy。なんだかよくわからないけれど、父親目線の歌です。福山雅治がお父さんだったら、という妄想は私くらいの年齢の子だったら1度は自分の父親を見ながらしたことがあるだろうけれど、どうでもいい話ですが私は娘にはなりたいけれど息子になりたいと思わない。偉大すぎる父親の前に挫折を繰り返して屈性しちゃうなんてゴメンです(⌒▽⌒)
でもSandyに描かれるお父さんはとても優しい夢のある家庭的なひと。背が伸びたかな?じゃなくて髪が伸びたかな?って歌詞、あぁモテる人の言うことは娘に対しても違うなぁと感じざるを得ません。
▽あの夏も 海も 空も
これはもうひたすらしょっぱなが聴きどころ。音量ギリギリまで上げて、ヘッドホンつけて、誰もいない部屋で、美味しい紅茶飲みながら聴くと胸がいっぱいになる。ひと夏の、秘密の恋。せっつねぇーーーーーーッッッッ!!!福山さんの描く女の子はほんとにピュアで超天使で、まだ夢が夢でしかない主人公を優しく見守り羽ばたいた瞬間に身を引く、みたいなコばかりでズカズカど真ん中歩いちゃう的な私とは大違いだから胸が痛い。まぁ高校時代の元カノがほんとにいい子で、自分のアマチュアバンドのチケットを売り捌いてた時に「友だちが行きたいと言ってるから」といっぱい買ってくれて、でも実はその子が全部お金払って友だちに配ってくれてた、みたいな話を良くラジオでしていたので、そういう天使とお付き合いした経験があるからこういう子が歌に出てくるんだろうな〜と思います、、、昔は私も聴きながら「ああ!こういう子にならなきゃいけないんだ!!」とか思ってたけど、最近は劇画だよね、マイエンジェル実咲凜音嬢を想像しながら沢庵妄想劇場のテーマソングとして聴いてる。
▽you
youは私の中でほんと最強ソングですね、きっといつかちょっと気になる人が出来て、あぁこの人好きかもって思ってる時にカラオケでyou歌われたら確実に好きになるってくらいyou好きです……
これはまぁ私の超個人的事情があるからなんですけど、まぁそれは魂ラジ内の人気コーナー魂のリクエストで私がリクエストして弾き語りしてくれた歌だからなんですけど、ほんとあったかくて素敵な曲。自分の努力じゃどうにもならない辛いこととかあった時に聴きます、でもこれ聴くと「いや、私もうちょっと頑張れたよね」ってなれる。頑張れとか何も言わないし、むしろ「もう大丈夫」ってって言ってくれるような曲だけど、私はこの曲を聴くと、あぁ頑張らなきゃって思えます、すごく良い曲。ライブでアコギ一本で弾いてるのも好きだし、CDに入ってるのもとても良いアレンジなのでみなさまぜひどうぞ、、、
これからどうなってくんだろう
日頃から感じてることだけど、これからこの人はどうなっていくのか、すごく気になる。私としては歌手としての福山さんもとても好きなのでもちろん頑張って欲しいけど、俳優としての福山さんにすごく魅力を感じるのでもっと映画色々出て欲しいです……
俳優・福山雅治を味わう作品は数は多くないけれどそれなりにあります。
「龍馬伝」、「ガリレオ」シリーズ、「そして父になる」……最近のだとこんな感じだけど、やっぱり福山さんの転換点になったのは絶対
龍馬伝だと思う。ぶっちゃけそれまでは「カッコよさ」という殻に籠もりがちで、「
福山雅治が物理の先生してる」とか「
福山雅治がテレビ局で働いてる」っていう"何をやっても
福山雅治という個性が強すぎる"印象を受けてたけど、
龍馬伝ではその殻が見事に破られてる。ボロボロ涙と鼻水流しながら熱演してるの観た時、私はもちろんその演技にも感動したけど
あぁ!この人マジだ!ってなぜが
福山雅治さんが必死なことに感動した覚えがあります……(誰目線)暇な人、長いけど是非。
成功すれば成功するほど新しく挑戦すべきものの数は減っていくし、なのにみんなの求めるものは高まっていく中で、常に進化を遂げていくことはとても大変なことだと思うけれど、ファンはその人の創り出す作品に夢をもらうだけでなく、創り出す姿にも夢をもらうものだから、ぜひこれからも殻に籠ることなく新しい姿を模索していってほしいなと祈るばかりです。
私が好きな発言たち
福山雅治さんのチョイスする言葉が好きだと気づいてから早5年が過ぎました。詞を書く人だから、言葉というものに対してとても敏感で、とても真剣な人なのはわかっているけれど、それでもやはり私はこの人の言葉のチョイスが好きです。
音楽etcに対する半端じゃないアツさと情熱がありながら、客観的な視点を忘れていないところがその魅力だと思う。
いつか好きになった人と自然な流れで結婚できるとぼんやり思ってるでしょ?婚活なんかよくわかんないよと思ってるでしょ?そう思ってると、俺みたいに41にまでなっちゃうの。自然になんて結婚できないわけですよ!
AKB48の「ヘビーローテーション」のPV、最初はランジェリー姿に惹かれて、いやらしい性の対象として見ようかと思いましたけど、そこに流れていたのはエロスじゃなくて、「時代」でした。
「抱かれたい男」とか言われるけど、街で「抱いてください!」って言われないから意味ない。
プレゼントって結局、「何をあげるか」ということよりも、自分の細かい情報がその人の耳に入っているってことが嬉しいわけですよ。「ちゃんと見ててくれたんだ」とか、「あの時に言ったこと、覚えててくれたんだ」とか。
女性の妄想力はすごいですよ。男性とは比較にもなんないです。男性の指見てセックスアピールを感じるなんて変でしょ!だいたいね、浮き出た血管が好きとか言う人っていうのはエロいんですよ。
ドラえもんに福山雅秋が出てたのをラジオで喋ったら、それを聴いてた企画側から福山雅秋役のオファーが来たんです。福山雅秋をやっていた声優さんには「俺の仕事取りやがって!」って絶対恨まれてるよ。知らない内に知らないところで人を蹴落としたりしてるんですよ。屍の上を歩く道、それがスタア道☆
好きなことを仕事にしてそのことが嫌いになる最大の理由は、好きなことをやるために嫌なことをやってまで好きなことをやらなきゃならない状況になったとき。
女性誌とかの変な偏った恋愛至上主義煽りはおかしい。そういう人がいてもいいけど、恋愛してなくちゃダメってことは全くない。
この親近感。全てを持ってる人のはずなのに、なんだか親戚のおじさん感覚なトーク。改めて文字に起こしながら、あぁ好きだーーーッって気持ちになってきた。
23日、男だけのパシフィコ横浜でのライブが大成功して、涙したってニュースを見て、やっぱりこの人にこれからも私は着いてゆくんだろうなぁって確信しました。
童貞ばっかり横浜アリーナに1万2千人集めてUFOを呼ぶ。
ちょっと違うけど、「バカみたいに大きな夢」を掲げてそれを叶える姿をまた見つめることができた、そんな幸せを噛み締めて、メリークリスマス。
(´-`).。oO(この人、ほんとに結婚するのかな……)