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銀河の中心で愛に溺れて

タカラヅカとジャニーズと…とにかくひたすら脳内お花畑

ヅカヲタがジャニヲタにも分かるように宝塚歌劇を紹介してみた

超主観的感想だが、最近ヅカとジャニ両方好き♡という兼ヲタさんが増加しているように思う。エイターさんに「今年はヅカをもっと勉強したいです」と突然リプをいただいたり、TLに突然「キスマイに堕ちそうです」という告解が流れてきたり…。2012年に国民的アイドル嵐の冠番組「嵐にしやがれ」に宙組男役スターが出演した頃くらいを皮切りに、スマスマでもビストロに北川景子さんと蘭寿とむさんが来店したり、トップ3名をはじめとした100人の生徒がお正月SPに登場したり、先秋も花組のトップコンビをはじめとした数名が国民的アイドルSMAPさんと一緒にステージを披露したり………とにかく何かと宝塚×ジャニーズの地上波におけるコラボが増えていることがきっと兼ヲタ増加の大きな要因なのだろう。嬉しいことですね、兼ヲタの身からすると、ほんとうにありがたい話です。

 

更には超絶有名ジャニヲタブロガーさん方が宝塚に関するとても面白い記事を書いてくださったこともあると思う。いつも私たちのジャニヲタライフを豊かにしてくれるこの方たちも行かれたんだ〜行ってみた〜いとなった人、絶対いるはず。(きっと宝塚に出逢う前に私がこのブログ読んだら、宝塚行ってみたい!って思ってたと思う。)


ジャニヲタが人生で初めて宝塚を見た - 世界の中心はここだ

 


ジャニヲタ、初めて宝塚を観劇する - それは恋とか愛とかの類ではなくて

 


ジャニヲタな妹が傍にいながら一切ジャニーズにはまらなかったのに突如宝塚にはまったうちの姉の話 - 世界の中心はここだ

 

そして先日私が更新した記事、

私はなんで宝塚の男役が好きなんだろう - 銀河の中心で愛に溺れて

こちらで少し宝塚のお茶会の仕組みをジャニーズに置き換えて話させてもらったらそれに結構反響があったので、今回の記事を書こうと決めた。ジャニヲタさんにもぜひ宝塚のおもしろい用語とかシステムを知って欲しい、ということでジャニーズに置き換えつつ宝塚独自のさまざまを語ってみたいと思う。

 

行ってみよ!

 

花、雪、月、星、宙の5組がある、ジャニーズでいうところのグループ。公演ごとに退団する人がいたり、人数規模が全然違ったり、必ずしも同じではないけど、グループと例えておくのが一番無難だろう。ここでかなり衝撃的なのが組替えという事件である。端的に説明するなら、何の前触れも無く公式サイトに発表される異動辞令。暢気に次のドラマおもしろいといいな〜♡と楽しい日々を過ごしていたら「大倉 忠義・・・2015年4月21日付でKAT-TUNへグループ替え ※2015年4月22日のテレビ朝日系列『ミュージックステーション』からKAT-TUNとして出演します。」とか公式サイトに出る訳ですよ。もうハイフンもエイターも大混乱必至。そんな爆弾を劇団が平気で投下してくるので、メンタルはどんどん強くなります。

 

専科

5組とは別に存在するスペシャリスト集団。どの組にも属さず、様々な組の公演に特別出演する。

例えば岡田くんが専科に異動を命ぜられると(これまた先ほど書いた組替えの要領で突然発表される)、以後岡田くんはV6とは行動を共にしなくなり、嵐やTOKIO関ジャニ∞のコンサートに出演するようになるのである。もちろん古巣V6に特別出演することもあり、そのときファンはひたすら久しぶりに観る"あの"愛しき並びに涙を流さずにはいられない。自担がどのグループのコンサートに出演するかは全然見当がつかないので、ファンはなかなか厳しいスケジュール調整と金銭管理を求められるという大変さも。

 

贔屓

担当に相当する存在。1人に絞るべき派と何人いたっていいじゃないか派での争いがあるとかないとか。私の場合現在現役に贔屓と呼べる生徒はいないけれど、少し前までは「私の贔屓は凰稀かなめさんです」と言っていた。生徒個人のファンの場合「凰稀担」などという言い方はしないけれど、組の時は「花担」「宙担」などと言う時もある。なんでだろうね。ジャニーズでもたま〜に「櫻井くん贔屓」とか言ってる人を見かけるけど、なんかこう担当って言葉の「私◯◯くん担当してるよ〜☆」っていうキラキラ感も好きだし、贔屓って言葉の「私貢いでます」感も好きだからどちらも素敵な表現だなと感じる。あ、ちなみに関ジャニ∞のファンのことをエイター、嵐のファンのことをアラシックなどのようにジャニーズの場合各グループのファンの総称が決まっていたりすることもあるけれど、宝塚の場合はそういうのはない。

 

新人公演

宝塚大劇場東京宝塚劇場で上演される本公演においてそれぞれの劇場でたった1日ずつ上演される、入団7年目までの若手たちが行う公演。演目、衣装、構成は基本的に全て同じでチケット代だけが半額となる。略して新公というのだけれど、劇団はこの新公を大変重視していて、トップスターになる為には新公主演は必須条件となっている。

ジャニに言い換えるならば、例えばV6のコンサートの開催が決まると同時に新人公演の日程も発表される。そして「三宅健野澤祐樹」などのようにそれぞれの配役的なものが発表され、晴れてポジションをGETできたJr.たちは稽古を始める。ここでの萌えポイントは稽古の指導をしてくれるのが先輩本人だっていうところ。後で「もっと◯◯したほうが良いってアドバイスもらいました〜♡」みたいな話を聞ける、つまり萌えれる。その後もただ先輩に教えてもらうばかりではなく、Jr.ちゃんたちは本物のV6のステージを見て勉強したり、自分の中でのつまづきをV6本人たちに相談したりしながら新人公演の成功に向けて稽古をしていく。そしてついに迎えた本番当日はV6のコンサートと同じ会場で、同じセトリで、V6たちが着た衣装を身につけ公演を行うのである!!!これを通して、自らの課題を更に洗い出し、克服し、公演が終わるころにはひと回りもふた回りも成長できるという訳。宝塚のシステムは必ずしもジャニのシステムに応用されるべきではないと考えている私だが、この新人公演のシステムはとても良いものだなあと思う。ファンの裾野が広がるだとか、事務所が誰を推したがっているのかを測る非常に重要なバロメーターとしての役割というのも期待できるし、何より自分たちの手で「お手本のある」ライヴを創り上げる経験というのは滅多にできないがとても大切な体験だと思うからだ。「正解」だとか「手本」というものは基本的にはエンターテインメント業界には存在しないものだけれど、ひとつの正解の形である既に提示された先輩のライブにいかに近づき、そして越えていくことができるか。そんな挑戦の機会を事務所も与えたらいいのにな〜と思う。

あ、あと新公の醍醐味は本役さん(先輩たち)がたまーに超チョイ役で出てきたり、客席にいらしたりっていうのもあったりするから、そこもぜひジャニでもやったらいいのにな…♡

 

公式とは別に存在する生徒個人の半公式のファンクラブ。公式認定されたものではないけれど、宝塚はこの「会」の存在無しには語れないし動かないんじゃないかってくらい会は重要な役割を果たす。

ジャニ的に言うと、例えば錦戸担はエイトのファンクラブの他に錦戸会に入る。錦戸会はコンサートチケットの手配を公式のエイトのファンクラブとは別にお願いすることができる上に、錦戸会のメンバーの特権として錦戸くんのコンサートの入り出待ちで錦戸くん本人にお手紙を渡すことができる。たまーにイベントがあったりして、入り出待ちの時に錦戸くんから白薔薇手渡されちゃったり、みたいなこともある。またコンサート、映画、ドラマへの出演など大きな仕事がひとつ終わるごとに「出演中はありがとうございました」と会からお礼状が届き、それらの出演があるたびに会は「お茶会」と呼ばれるファンイベントを開催してくれるのである。これらの仕事をすべて、一部のファンがスタッフとなって行っている。(別にここで挙げた仕事が全部なんていう訳ではなく、スタッフは錦戸くんの荷物持ちから愛犬の世話、洗濯、お弁当の差し入れまでやる)入り方はとっても簡単で、錦戸くんにファンレターを書き、そこに「会に入りたいです」と書いておけばいいのだ。錦戸くんがそれをスタッフに渡してくれるので、そうするとスタッフはあなたに入会案内を送ってくれる。

まあこれはジャニーズでは絶対に実現しないし、あってもヲタ同士の諍いが激しさを増すだけのような気がするから想像するのも怖いです……。

 

お茶会

これはこないだ書いたからそのコピペを加筆修正してお送りする。

岡田准一さんで例えるならば、映画「図書館戦争」が公開されるとお茶会は開催され(ファンはこれを岡田茶って呼ぶ、お茶田ではない、岡田茶ね)、ファンはホテルの巨大宴会場で岡田くんが話す映画撮影の裏話や役へのこだわりなどのお話を聞いたり、岡田くんとゲームをしたり、握手をしたり、岡田くんの歌を聴いたりできる、というようなものだ。岡田くんのファンクラブが発売する特別なグッズやブロマイドを買うこともできる。まあ安定の岡田クオリティでいくのなら、「福士くんかわいい♡かわいい♡」発言は絶対飛び出すだろうし、うまくいくとメンバーや共演者からビデオメッセージやお手紙が届いたりもする。(その為にヲタは自担だけじゃなくてその周囲の人たちのお茶会にも行く必要がある)だから私はジャニーズでお茶会超やってほしい。剛茶と健茶でお互いお手紙書き合ってたりするの見て悶えたいし、健くんにわざわざお手紙書いたのに返事は特になくてヘコむ岡田見たい。(どうでもいい願望)

 

スカステ

タカラヅカ・スカイステージの略。一日中宝塚関係のことしか放送していないCSチャンネル。朝晩には「タカラヅカニュース(通称:タカニュ)」が流れる。基本的にテロが起きようが首相が変わろうがここではタカラヅカの話しかやらない。ここでの放送でヅカヲタは各組の稽古場の様子をチェックしたりするのである。

ジャニーズの世界にスカステが存在したら。朝晩にデビュー組がキャスターとなって放送されるジャニニュでヲタは各グループのコンサートの稽古場の様子やコンサートや舞台の初日・千秋楽ダイジェスト映像をチェックし、コンサート中には「ナウオンステージ(通称:ナウオン)」でメンバーたちの座談会を観ながらコンサートへの熱い想いを聴くことができる。ナウオンを観てから行くコンサートの感動は格別。「ああ、ここがカメちゃんが苦労したって言ってたダンス!」「ここ田口くんが一番好きって言ってた演出!」「ここで中丸上田はいっつも目を合わせるんだよね!!」とより一層感慨深く観ることができ、黄色い悲鳴もさらに輝きを増すことだろう。グループを越えた対談番組があったり、新春の時などはデビュー組ひとりひとりの紋付袴姿での新年のご挨拶が観れたり、Jr.ちゃんたちによる自己紹介の番組があったり、グループの書籍などが発売されようものならその撮影風景を特番で放送してくれたり……過去のコンサート映像は基本的に全て放送されるので、自担がバックで踊ってた時代のコンサートも残らずチェックすることも可能……ドリーム。もともと現実生活とヲタ活の絶妙なバランス維持に苦労が絶えないジャニヲタたちは更にその沼に足を引っ張られて行くのだろう。

書いてたらジャニーズ スカイステージ観たくてたまらなくなった。こんなもの始まったら忙しいアイドルたちが更に多忙になって過労死しちゃうんじゃないかって心配だけど、きっと夢のように楽しいのだろうと思う。派閥解消にも一役買うんじゃないかな〜〜(小声)

 

おとめ

タカラジェンヌ図鑑とも言うべき、毎年発売される全生徒名鑑。

もし少クラを観ながらビビっとくる子がいたがその子の名前が分からない…ってなっても「おとめ」があれば大丈夫。懸命に探せば入所1年目のJr.ちゃんからマッチさんまで全部出てるから必ず見つけられる。袴姿の凛々しきお写真と共に書かれているのは15項目の自己紹介。

1.誕生日 2.出身地 3.出身学校 4.身長 5.初舞台 6.好きだった役 7.演じてみたい役 8.趣味 9.集めている品 10.好きな花 11.好きな色 12.好きな食べ物 13.特技(名取名) 14.芸名の由来または名付け親 15.愛称

(※この項目は1938年創刊当時から変わらない)

毎年買って行くと、何年後かに誰かに突然ハマった時、過去のおとめを掘り返せば今とは少し違ったちょっと幼い彼のかわいい自己紹介を読むことができるのだ。人気順などで並んでいるわけではなく、あくまでいつ入所したかの順番なので、「◯◯と△△って同期入所なんだ〜」みたいな地味だけど重要な発見も簡単にできるという結構ありがたい代物である。

 

 

思いつく限り色々挙げてみたつもりだし、また思いついたら随時追加していこうと思っているが、いかがだっただろうか。すこしでも宝塚に興味を持ってくださるジャニヲタさんが現れたらいいな〜と祈りながら、以下にリニューアルされて間もない宝塚歌劇の公式へのリンクを貼っておこうと思う。

 


宝塚歌劇公式ホームページ

 

みなさまのヲタ活が2015年度もより一層健やかで愛に満ちたものになることを願って。 

 

2015.3.12

沢庵